巴川沿いに足助街道(県道39号)を北上し,則定の橋手前から分岐して白倉町へ。
まずは下国谷熊野神社へ向かいますが,地理院地図でないと場所の特定が困難かも?
急坂なので早めに車を路肩に止めて歩きます。巨石の脇を通り,多くの幟の立つ国盛神社を参拝してから着いた熊野神社は,山中と思えぬきれいな境内。
神社背後のピークは磐座を思わせる地で,境内摂社としての神明宮は巨石の上に祠があります。
神明さん,白倉天ヶ峯へはここから南下しますが,その場所は・・・うーむ,説明しようがない。
車を路肩に停め,ともかく中電の反射板を目指して歩けば,まず神明さん,そして分岐から尾根を目指せば,息が切れる頃に反射板を経て山頂のテラス状巨石の上に出ます。
この地の展望は言うまでもなし。
巨石西側に祠が建てられた,典型的な巨石信仰の祭祀の場所です。
ここから岩谷観音に向かう途中,四ツ松町に入ったところで案内板を見つけて見に行ったのが御前様の祠です(右地図上端)。
イワレは手作り案内板を読んでもらうとして,ここも見事な巨石がそそり立ち,その根元に持たせかけるようにして祠が作られていました。
最後は,かつて鬼が住んでいたという伝説の場所である岩谷観音。
聖徳太子(572年生)と僧行基(668年生)による2体の観音像を秘仏として祭る,との話ですが,ちょっと年代が離れすぎていないか?
石の大きさは他と較べても,圧倒的なサイズといえます。足助観光教会によれば「17年ごとのご開帳が行われている」との案内ですが,前回はH11年,とすれば次回は来年ということになる。
はたして17年ごとの祀りが行われるのかどうか,大変気になるところである。
追記:2016年3月27日(日)午前中のみ拝観できたようです・・・後日知りました,まったく残念。
白倉天ヶ峯の場所はここ⇒
岩谷観音の場所はここ⇒