■ 125 手作りハウスの並ぶ木落山に登る/田原市 ■

8月終盤からずっと天候に恵まれず、日照不足がさかんに言われた秋です。
いつまでもむし暑い夏の続きのような曇り空でしたが、ようやく気温も下がってきて、久しぶりの山は田原の低山に出かけました。
とはいえ、長い歩きに不安を覚える人と犬ですので、短時間で登れる三河湾に面した木落山と赤羽根の光岩へ。(光岩探訪はこちら

木落山は田原市の西約5kmにあり、山の西側斜面一帯を「ゆずりはの森」と名付けて、子供たちのための手作り行動療法(?)として利用されています。
その「ゆずりは学園」とは、”発達障害等の児童・生徒のフリースクール”といったものみたいで、姉妹施設(高校・大学)が各地にあるようです。
山の中腹までは、ログキャビン系の山小屋、ツリーハウス、デッキ等がたくさん作ってあり、この制作は子どもたちもスタッフもすっごく楽しんだのは間違いないと思われます。でなければ、こんなにたくさん(10ヶ所くらいはある)作るはずがない。
でもさすがに夏の暑さには耐えられないようで、現状は夏草が茂ってクモの巣がいっぱい・・・ほとんど利用されないみたい。
そんな森の中を抜けて登らせてもらいました。(許可もらってないけれど,たぶん大丈夫だよねえ・・・)
 注:
木落山は"仁幸山"という名もあるようですが,ゆずりは学園では木落山と呼んでいるようなので,そちらを採用します。
124triennaleMap.gifこの地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
山すそを巡る舗装路に大きな路側帯があるのでそこに駐車。 (
hiokazaki1.jpgすぐ前が入口で,「ゆずりはの森」の大きな看板とキリンとヤマザクラが立っています。

看板の前を右方向に登っていくとすぐに「くまさんの家」,そしてNo2一帯に次々と手作りの小屋が現れます。
どんぐり橋をくぐり,「いわの家」を過ぎた300m標識(No3)からは三河湾が望めました。
400m標識(No4)で分岐し直登ルートを登ると,まもなく南北に走る尾根に出ました。(No5)
ここから頂上までひと登り。
頂上は広場になっていたのでしょうが,今は三角点もベンチも一面の夏草に覆われています。(No6)

帰りはNo5を直進してみましたが,ルートが夏草ではっきりしない。
クモの巣だらけなので引き返して登ってきた直登ルートで下ることにします。
最後に少しだけ回り道して「くすのきの見晴台」の下を抜けて森の入口に戻りました。
山頂での休憩をのぞけばほぼ一時間の往復時間,まだまだ暑かったのと,至るところにあるクモの巣にはちょっと閉口。

・木落山(ゆずりはの森)の場所はここ⇒MAPION
03-1jinja.JPG No1 正面入口モニュメント?のキリンと看板。桜

キリンの横に立つのはヤマザクラの巨木なんですが,残念ながら枯れているように見えます。
(右案内拡大可)
kuma 最初に目にしたログハウス

「くまさんのいえ」
09kannon1.JPG No2 ゆずりはの森の中心部。

大きな木製橋の下をくぐります。
これは「どんぐりの橋」。

他に「たぬき橋」というのもある。
左 No3 いわのいえ。
デッキしかないように思うのだけれど"家"かな。


右:ここから少し登ったところで三河湾が見えます。
下から300m地点。
(全工程で650m)
11kuzure2003.JPG 左:No6 木落山山頂は一面の夏草。
三等三角点:野田村(232.18m)。


右下:わずかに枝の間から三河湾と対岸の蒲郡(?)が見えます。
23_norosi.JPG
帰りはNo5を直進してみたのですが,
どうもこの先進めそうにない。
引き返しました。
きのこ
右:時期的にキノコがあちこち見られました。(名前は不明)

22top.JPG 左:登り口に戻ってきました。 06cibico3.jpg

ここは海の見える高台。
正面右手は「ゆずりは学園」の施設か?


右:直前にあった「くすのきの見晴台」(5,6mの高さのデッキ)


2016.10.14 UP ■二代目戻る■

 

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