一部でかなり知られたコンクリート像作家、浅野祥雲の作品がある五色園と岩崎御嶽山にオジサン二人で出かけました。
五色園は園内の広さを読み違えて(予想よりはるかに巨大)、とても全部の像を見て廻る事が出来ずに残念。(道に迷ったし)
昼をはさんで「小牧長久手の戦い」の岩崎城を散策後、この地方最大の御嶽信仰の地、岩崎御嶽山へ。
山ひとつが霊神碑で構成されている場所で、ここでは浅野祥雲作品を見るというより、多種多様な霊神碑(だけではないが)にただ圧倒されてしまいました。
☆岩崎御嶽山は、木曽御嶽山を信仰の対象とする御嶽心願講の拠点(1860年創建)で、山頂神社を中心に3000以上とも4500とも言われる霊神碑(信者が亡くなったとき立てる記念碑)の集まる霊山です。戦後〜昭和の時代にもっとも興隆を極め、1991年(バブル期!)に現在の社殿が完成、その時点で各講ごとに分かれた霊神場は把握されているだけで493ヶ所。心願講に限らず尾張・三河一帯から多くの講がここに霊場を持ち、正月には広い駐車場も埋まると言われます。しかし独断に基づいて書くなら、放置されていると思われる場所もあちこち目に付き、霊神場は一部を除いて荒廃しつつあります。(参考:「御嶽信仰を支える人々」榊原奈央子)
近くには、奥の院(竹の山)・米野木・岩作・東郷・諸輪などの御嶽神社または御嶽社があり、霊神碑が見られるようです。(米野木のみ同日参拝)
★なんと、NHKで「中部の至宝!コンクリート芸術の謎を追う〜浅野祥雲三大聖地」という番組が放送されたようです。(11/20、再放送12/6)
たまたま浅野祥雲をネット検索していて見つけたのですが、なんてことだ!すごく残念。もう一回再放送・・・もうやらないでしょうね。