7月に道の駅平谷から登って長者峰で引き返したので,今回はその長者峰まで車で登り,その先の縦走路を歩きます。 R153を走ると見えてきた長者峰(左画)は,きょうは雨の心配はないようですが雲が多いみたい。 道の駅平谷を通り過ぎてから2kmほどで林道に左折するのですが,登坂車線に気を取られて見逃してしまった。「しまった」と引き返してきて林道入口を撮ったのが右の画像です。 標高1021mとあるので道の駅から100mほど高い。反対側には「小池庄太郎頌徳碑」が立っているけれど,この人が何者か調べてもわからなかった。 ここから長者峰直下の駐車場まで6kmとありますが,途中の大ブナ(ブーナス)に寄道します。 前回登山道から眺めたものの近くまで寄ってないので,今回は登山道からずり落ちそうな斜面を下りて確認に行く。 間近で見ると,株立ちのように見えたブナの巨木は幹の中身が全くの空洞化しており,割れた外皮(2本に見えた)だけで立っている有様!でした。(いつ折れるかわからない不安な状態⇒右画・・・拡大可) 前回終点の長者峰(P)から高嶺山(1599m)〜悪沢山(1591m)〜ゆき見台(1540m)まで歩きましたが,ルートは整備され,どのピークも標識やベンチがあり,景色も楽しめます。ただ,広すぎる林道歩きはちょっと残念・・・というか,暑かった。 ☆道の駅平谷から長者峰へのルート ⇒ No37 霧と小雨の長者峰/南信・平谷村(2017.7) ☆YouTubeにルート開拓史がUPされています⇒ https://youtu.be/3YV5jaPtRyw | |
■この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情復、第241号) ■この地図を第三者が複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 ☆高嶺山への林道登り口はこちら⇒ |
長者峰山頂駐車場(P)から歩き始めるとNo1に車止めゲート,その先No2付近はパラグライダーのテイクオフ地点のようで,数人の作業員が草刈の最中でした。 登山道とは思えぬ林道(炎天下のダート道)をNo3付近まで歩くと,右手に高嶺山が見えてきます。 山頂へは急斜面登りと緩斜面道があるようですが(右画),緩斜面道は大きく回りこむし,それほど緩いとは思えない。 まだ元気な犬を追いたて急斜面で高嶺山頂(No4)へ着きました。 西方面の展望のベンチで涼みながらここで昼食とします。 秋の茸は目に付きますが夏の花は終わりのよう。 (右は唯一の花らしい花:ホタルブクロ) 休憩後に歩くNo4〜No5の下りは林間でありがたいけれど,すぐに陽のあたる林道へ出てしまった。 No6から尾根を登って1591mの悪沢山山頂へ着きました。(No7) 案内図(長者峰にあった)ではここから「ゆき見台」まで5分とあるので,そこまで行って引き返そうと北へ向かいますが,林道終点(No8)まで行っても先が見えません。 終端にあった階段を降り,樹間を抜けると展望のある斜面に出ました。そこがNo9ゆき見台でした。(5分ではとても着かない) 帰りは登りを避けて林道をたどりましたが,疲れた老犬と休み休み戻る先で,パラグライダーが舞う遠景が気晴らしとなりました。 |