■ 139 茶臼山・お須原山/豊田市 ■

日本列島に沿って台風18号が駆け抜けた翌日,好天に誘われて豊田市旧旭地区のお須原山に出かけました。
時々新聞などで縁結び岩が話題になっている地域の観光目玉の一つですが、まだ行ったことがなかった。
すぐとなりの茶臼山とともに、かつての城址と言われていますが、その実態は不明のようです。
もう真夏の暑さはなく、せっかく行くのならと二つの城址をセットにして周回してきました。
 (それでもロスタイムを含んで2時間弱の短い歩き)
茶臼山へは、左ヘ入るところを間違えて右へ進んでしまい、おかしいと引き返す失態で時間を食ってしまいました。
それでも、登城路を進めば明らかな堀切と曲輪らしきもの3ヶ所、いい城址巡りでした。
お須原山は、信仰の山としての見所に素敵な展望が加わり、こちらも充実感。(右:お須原山頂展望図〜拡大可)
138お須原山
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情復、第241号)
この地図を第三者が複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
県道490号からの入口には大きな案内板があり、ほかにも要所に目印があり、地元で力をいれていることがわかります。(案内がないとわかりにくいのは確か)
矢印に沿って登ってくるとNo1で右折、広い駐車場へと案内されました。(
 
この駐車場奥にも土止め階段があるので、一周廻った最後にはここへ下るつもりで、まずは茶臼山へ向かいます。
No2まで舗装路を登るとここで道は交差、前記したように何を勘違いしたのかNo3方向に進んでしまい,登りにならないのでおかしいと引き返しました。
あらためて舗装路No4付近で,取付き不明のままヤブコギ気味の斜面に分け入る。
尾根まで進むとすぐに踏み跡が明らかになってホッとします。
(ここらはダニ・ヒルは少ないはずですがちょっと心配)
No5まで登ると城址らしき雰囲気と堀切を目にすることができます。
この上に主郭らしき山頂平坦地と三角点を確認しました。
馬の背道を通ってNo2に戻り、次はお須原山へ向かいます。

なかなか素敵なアプローチでNo6まで登ると、まずは蛇岩と13体の如来・菩薩像が出迎えてくれます。
No7御鍬神社の横に縁結び岩、さらに進むと四阿の立つ大展望地に出ました。(No8)
天狗岩と展望を見ながらここで昼食です。
すぐ横には,岩手県の「風の電話」と同趣旨の「結びの電話」が設置されておりました。
景色を楽しんだ後は,No9「岩巡りロード」を周回(これ堀切?)、最初の予定通りの階段で駐車場に戻りました。

右画は、帰りに寄った幹周り県内一、貞観杉の雄姿です。
(前回10年前に見た時よりも元気な姿でうれしい)

☆茶臼山の場所はこちら⇒mapion_s

01ePort.JPG 左:県道490号に立つ大きな案内板。

右:No1から右折して入った駐車場()。
この奥に山上展望地から下りてこれる階段があります。
04benten.JPG No2 茶臼山とお須原山の分岐点。

右:この一帯を「元気の森」と呼ぶらしい。
住友ゴムが何故?という疑問は残るけれど。
05benten.JPG 左:No4付近から突入すると最初はヤブコギ気味。
でも、すぐに踏み跡がわかりました。

右:標本のようなきれいなサルノコシカケを見つけた。
takeoff
左:この馬の背道は人の手によるものでは?

右:こういうモノが落ちてるのを見ると,それなりに人が歩いているようです。
左:No5の堀切越しに見る山頂。

右:茶臼山山頂。 
手前の伐採丸太の陰に四等三角点「茶臼山」(418.18m)。
左:No2からお須原山へのアプローチ。
秋の紅葉によさそうな、ゆるやかな直線の登り道。

右:この一帯には「しだれもも」がたくさん植えられているらしい。いずれ春には楽しめるでしょう。
No6 十三佛菩薩如来と蛇岩。
地元の13の集落に対応しているようです。
No7 縁結び岩(左端に案内板)と御鍬神社。

13年に一度,地域の集落が集まって大祭が行われるらしい。 次は2025年・・・巳年。
No8 四阿のある先端部の平坦地。
180度以上の大展望が魅力です。

左:「結びの電話」 右下:天狗岩。(中央は猿投山)
No9 岩巡りロードはかなり夏草に埋もれてます。
左:ラッコ岩(よくわからない)
右:屏風岩(なんとなく納得できる)

2017.09.21 UP ■二代目に戻る■
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