■ 144 喜桜山〜額堂山/岡崎市 ■

しばらく里山歩きを出来ずにいるうちに、季節は春どころか夏前のような気温になってしまいました。
冬としては寒かったのに春は一気に突っ走っていったような・・・桜もかなり早かったし。
すでに大山桜が散ってしまった湧水の里・鳥川の喜桜山から額堂山へ老犬とともに歩いてきました。
鳥川は、整備された山歩きの道が周囲の里山を縦横に巡っていて、時間と体力に合わせてその日のルートを自由に選べるのがうれしい。
去年偵察で登った喜桜山→小柿山から地蔵峠を抜けて額堂山に登り、一端地蔵峠に戻ってから旧養鶏場横へ下ってくるルートを取りました。
途中分岐がいくつもあり、地図にない案内板の立つコースもあり、次回にバリエーションを加えて歩こうかとまた考えてしまいます。
・2021の鳥川⇒161 喜桜山〜巡礼の道ルート
・2017の鳥川⇒135 鳥川,新ルート喜桜山
・2016の鳥川⇒121 愛宕山・京ヶ峯ルート
・2012の鳥川⇒ 61 水晶山から額堂山周回
・2011の鳥川⇒ 45 ホタルの里の音羽富士
・2009の鳥川⇒ 05 旧額田町・京ヶ峰
144額堂山
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情復、第241号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
前回と同じくインフォメーションセンター()に駐車して歩き始めましたが、油断してNo1登り口(右画)を通り過ぎてしまった。注意力散漫、いくら整備されているとはいえ案内を見落としてはいけません。
No2大山桜のある尾根に出ると目の前が喜桜山、東へいったん下って登り返した小柿山付近の林間に、目的の額堂山山頂が覗きます。(けっこう遠く見える)
潮見山(No4)まで進むと、その名のとおり、三河湾が望めましたが、霞んでよく見えない。
ルートの交錯するNo5地蔵峠からは急登となり、老犬をいたわりつつ無事に額堂山山頂に到着できました。

この山頂は残念ながら展望がないので、少し引き返したところのNo6"見晴らし場"で昼食とします。
と思ったら、樹木が伸びてきて、登山地図に書いてある「三河湾が一望」というのは無理ですね。(冬なら?)
そそくさと休憩を終えて地蔵峠から南へ下ると「巡礼の道出合い」という分岐の案内板があります。(No7:右画)
久田野峠ってのはどこなんだ?
帰ってから調べると、額堂山から南西に延びる尾根筋で、新東名高速額堂山トンネルを越えた先に四等三角点「久田野」(275.8m)があるので、そこへ向かう途中の峠でしょうか。
気になりますが、探索は次回にしてひとまず素直に下ることにします。
登山道が沢と化しているところを何箇所か渡ると、不法投棄のゴミ!・・・なんとも腹立たしいことです。
異臭が漂ってくると、そこが旧養鶏場で、今は肥料工場のようになっており、きょうも稼働中でした。(No8)

まもなく民家が見えてきて、登山道は舗装路となり鳥川の集落へ。
少し寄り道して「大岩の水」を一口飲んでからホタル学校向かいの駐車地へ戻りました。
☆ホタル学校の場所(の向い側)はこちら⇒MAPION
P インフォメーションセンター()には登山者の車が5台ほど停まっていました。

向こうに見えているのがホタル学校。
(旧鳥川小学校)

01ePort.JPG 左:No2大山桜の立つ尾根出会い。
天王山コースとの合流点。
右下:No3小柿山から見える額堂山。
(山頂だけ見えている後ろの山)
07river.jpg
05annai.jpg No5 地蔵峠。
いかにも峠らしい場所。

北から来るルートとここで交錯。
帰りはここから南方向(画像の右)へと下ります。

 
出会い 左:額堂山山頂(421m)。
右下:No6 見晴らし場から見る三河湾。
樹が茂って見にくいです。
切通し 登山道の真ん中から湧き水が流れ出し、たちまち沢となって、いたるところでルートは水浸し。
梅雨時は歩けなくなりそう。
view
沢から離れたと思ったら、この不法投棄現場。

こんな知られざる林道にも(だからこそ?)棄てに来るヤツがいる。



No8 旧養鶏場は工場として稼働中。
大型扇風機が何台も風を送り、櫛状になった移動機が肥料(?)をかき混ぜていました。

左:里に下りてくると民家への道角には馬頭観音。(No9)
下:その先には数珠を持つ大師様座像も。
大師様
左:ちょうど藤の花の時期のようで、あちこちで目につきます。

下:大岩の水へ向かう途中No10にある、地図にない「わらべの小径」の案内板。
「大岩の水」は充分な水量が流れています。
口に含んでも水の味は私にはわからないが、上部に岩壁がある冷たい清水です。
なんじゃもんじゃ 何の木だろう?と思ったら、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)のようです。
ツツジやコデマリも咲いてるし、サクラのあとも山里の春はまだ見られます。

左奥に見えてきたのはホタル学校。

2018.05.06 UP ■二代目に戻る■
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