■ 175 三河高原石仏遊歩道/豊田市 ■

豊田市の旧下山村北部にある三河高原へ出かけました。(県の和牛専門牧場と,隣接のキャンプ・釣り・マウンテンバイクの民間施設がある)
とはいえ,その"三河高原キャンプ村"に来たのではなく,その南側の御嶽信仰の周回路「石仏遊歩道」が目的です。
御嶽信仰の石仏中心の巡礼路は,標高600m前後の緩やかな登り下りで一周ゆっくり歩いても一時間ほどの行程。(ただ遊歩道と呼べるかは?)
三河高原石仏道
この地図は,国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製・追記したものである。
北側の三河高原牧場(下画)の西に遊歩道北口があるはずですが,前回来た2006年からすでに16年,もう記憶がない。墓地
道路から見るかぎり案内板も見当たらない。
ここで探し回るより,入口のわかる南口に移動する事にします。
目印の石碑近くに車を止めて()まずは栗辺不動滝を目指します。
No1にいきなり御嶽神社の大きな石碑や霊神碑があって圧倒されますが,No2不動滝までの掘割の道は荒れていました。
滝から西へ進むうちにNo3付近で道を見失ったようです。
倒木のある植林を少しウロウロして本来の道に合流,すぐのNo4からはもう牧場の草地が見えていました。
念のためNo5まで行って北口を確認してから戻ります。

No4分岐を南へたどり,No6巨石上の最初の石仏(左画)から双耳峰を経ての南口までが石仏遊歩道の名にふさわしい巡礼路となります。
しかし,出会う石仏が横向きや,背中を見せていたりと,どうも順路が逆らしい!
ルート選択を間違えたようです。
最後にNo9で門柱のような一対の石灯籠を抜けて,起点に戻ってきました。
 ☆三河高原石仏遊歩道の場所はこちら⇒mapion
南口 左:南口…直進すれば不動滝ですがそれだと逆順,左へ入るのが本来の順路でした。

下:駐車地()の目印となる石碑。
勢至菩薩 P
御嶽神社 左:No1の石仏群。(南口直進すぐ)
御嶽神社の碑,霊神碑,大師座像,勢至菩薩像
(自信はない)

下:道は荒れていますが手入れはされています。
掘割
秋葉山 左:No2栗部不動滝(滝ハンター達の呼び名です)

下:その名のとおり不動様がいます。
(左は苔生した現状,右は16年前)
倒木地帯 左:No3付近の林でルートを見失った。
でも気持ち良いヒノキ植林です。

下:No4で視界が開けて三河高原牧場が見える。高原牧場
三河高原キャンプ村 左:No5三河高原キャンプ村入口。

下:振り返ると最初に北口かと思った場所だった。
(案内板はもう朽ちて倒れている) 北口
西ピーク 左:No7 西ピークの石仏。

下:No8 東ピークの石仏。東
倒木 左:倒木多し。

下:これは御嶽三神かと。
(御嶽大神・三笠山大神・八海山大神)
御嶽三大神
灯篭 左:No9に門柱のような一対の石灯籠。御嶽三大神
ただし逆順で回ってしまったため,これは通過後振り返った状態。


右:竿部には「奉御嶽神社」とあります。

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