■ 006 東海自然歩道・猿ヶ城跡 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
このルートのポイント(目的地)は,猿ヶ城址・・・右画。

豊田市旭地区の県道490号笹戸小田木線の千人塚付近の峠を出発点とします。
県内のお城好きの人たちも、ここまで来るのは少々大変なようで,HPの訪城記録も少なめです。

現地案内板によれば,室町時代に築城された典型的山城で,武田信玄の三河侵攻で落城したといいます。
三河侵攻というと1570年代なので,およそ440年前。
こんもりした丘上の城(砦?)を武田軍が攻めたと思うと
歴史を感じます。

以前は樹木にさえぎられていたようですが,送電鉄塔絡みで道を整備したのか,今は階段を登りきった所に,すばらしい展望が広がっています。

ここから先,南下するコースはしばらく尾根筋で,東の稲武方面への景色を見ながら気持ちの良い山歩きが楽しめます。

一旦下って林道と交錯,再び登ると754.6mの鉄塔ピークへ到着。
ここからは一気に下って坪崎川に出ますが,私は案内標識付近で引き返しました。

なお,弘法杉から北上すると,しばらく登山道ですが15分ほどで旭高原へ向かう舗装林道に合流します。
左No1地点の上り口付近。(拡大可)

杉の巨木(弘法杉)と石仏が見守っています。
舗装道路(かなり狭いです)の峠付近です。

このあたりは,猿ヶ城攻めの際の主戦場だそうで「千人塚」という案内があるので,付近を捜しましたが不明です。
展望 猿ヶ城跡(三等三角点坪崎:739m)からの北展望。(拡大可)
中央右のピークは旧串原村最高峰、高戸山794.4m
jousui 猿ヶ城付近の東海自然歩道案内標識。

旭高原まで3.7km
伊勢神峠5kmとあります。
westB No2の尾根ルート部分。

季節は新緑5月,
まだ暑くなる前なら,大変気持ちのよいコースです。
eastB 754.6mピーク(四等三角点薊田)から東方向を見る。(拡大可)

右よりの山の上に白いサイロが見えます。
たぶん,黒田発電所(奥矢作揚水発電所)の施設ではないかと思われます。
折り返し No3地点。

この先へ下ると坪崎川へ出て,東海自然歩道はさらに伊勢神峠へと向かいます。

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