■ 011 岡崎市街地・梅園公園 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。
(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
梅園公園は,岡崎市の中心に近い市街地,甲山中学校のすぐ北側にあります。
周りは住宅地で、いったいどこが里山なのか?という疑問がわくのは 当然です。
しかし、梅園公園のできる前には「石山」と呼ばれる双耳峰だったと聞きました。
公園は、下部のグランド・テニスコートと上部の広場の二段になり、さらに広場の北側から上(そこは里山です)に登ることが出来ます。
山頂部のかたわれ(もう一つの山頂は公園造成時に削られた)には、今も祠が残り、そこへ至る短い山道は、短いながらも雑木林の雰囲気を残しています。(No2付近)

最近、公園の北東部斜面の宅地開発が進み、どこもかしこも新築一戸建てとフェンスだらけになり、かつて通れたルートが今は歩けなくなってしまいました。(山頂祠から、No3「総持尼寺」へ下る山道〜図中の緑線が通れない)

しかし、公園駐車場(P)から犬を連れて登り、上段の広場から眺める夕暮れの岡崎市の風景は捨てがたいものがあります。
また、南へ下って、岡崎天満宮から甲山中学校の前の坂をたどり、極楽寺、総持尼寺へと歩くルートは、梅の時期にはそれなりの風情も味わえます。(なにしろ梅園公園と天満宮ですから)

2009年6月現在、この地図の状態よりはるかに開発が進んで、住宅地道路も複雑化しています。
もう少し宅地開発が進めば、周遊する新たなルートが出来るかもしれないという、そんな逆説的希望を残して、ここに取り上げてみました。
(画像は2004・2006・2008の組み合わせです)

全景 梅園公園全景。

左端に展望塔(No1)が見えています。
(拡大可)
展望 No1 展望塔から市街地を眺める。

南西方向、中心右よりにこんもりした甲山(かぶとやま)が見えます。
これは夕暮れ時の風景(拡大可)
山頂祠碑 No2 山頂部に残る祠と記念碑。
この一帯約八千坪が、2003年に岡崎市へ寄贈されたとあります。

山頂付近はあちらこちらに巨石が残り、
秋には、落ち葉と落ち栗と多種のキノコが出迎えてくれます。(拡大可)
梅 展望塔のある上段の広場に咲く梅。

他にハナミズキ等もある。
天満宮
No5 岡崎天満宮の梅。

岡崎には岩津天満宮とここ岡崎天満宮の二つがあります。
菅原道真を祭るのですから、もちろん梅がたくさん見られます。
北展望 北東は宅地開発が進み、斜面が削られ、ひな壇に造成されてしまいました。

最近の造成は、斜面がすべてフェンスで囲われ(危険防止?)、舗装路以外歩けなくなっています。
この風景から下へは降りられないのです。

2009.07.09UP ■戻る■
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