■ 020 奥殿陣屋・村積山・龍渓院 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
岡崎の北端にある村積山は,その一帯にいくつかの伝説を持ち,端正な姿からは「三河富士」とも呼ばれます。
南には持統天皇手植えの奥山田のしだれ桜,北に大給松平氏の奥殿陣屋,西に岡崎苔寺の別名もある名刹「龍渓院」もあります。
桜の春には,南からしだれ桜〜ため池を廻っていくコースも素晴らしいのですが,ここでは北からのコースを載せました。

車は奥殿陣屋の手前にある大きな駐車場()へ。
そこから陣屋を廻り上部の墓所への途中から熊野神社(No1)へ抜けることが出来ます。
ここから板根の階段を登って村積山へ。
No2の尾根で龍渓院からのルートと合流,さらに落ち葉の道を登っていくと,山頂を廻る分岐に出ます。とりあえず時計回りに歩くとまもなく舗装路に出ます。
山頂の神社は目の前。
三角点は神社の背後(北)の最高部にあります。

ここから西に尾根を下るとNo3展望台を経て,鉄塔の立つ舗装路終点(No4)に出ます。
舗装路と反対方向に北から東へと廻れば熊野神社からの道に合流。
帰路は「龍渓院」(No6)に寄りたい。
スギの巨木の立つ参道の風情,山門前の十六羅漢像は素晴らしい。
(ただ苔寺の庭へ犬連れ・・・は避けました)
No7までは道路反対の農道(未舗装)を歩けますが,最後に駐車場まで戻る約400mが車の多い舗装路なのが唯一残念。

陣屋 新年(2009)を迎える奥殿陣屋の花壇。
春夏秋冬,何かしら咲いています。

美しい庭を眺めて「金鳳亭」で食事も出来ますが
早めに行くか,予約しないとすぐに品切れになります。
熊野神社 No1 熊野神社。

奥殿陣屋の中腹からここへ抜ける道があります。
この入口付近にある駐車場に車を止めてもよい。
(休日は満杯かも)
分岐 No2 龍渓院からの道に合流。

右に見える階段が熊野神社へ続いている。
山頂 村積山山頂の札。

村積神社の真裏になります。
一番高い場所(256m)です。
三角点もここにあります。
殺生石 伝説のひとつ,山頂にある殺生石。

九尾の狐が退治されて姿を変えた殺生石。
それが砕けて全国各地に飛散し,そのひとつがここに落ちたという。
(ということは栃木県那須から飛んできた!
展望 山頂から下ってきたNo4地点からの展望。
鉄塔付近で西方向に開けています。
下り No5で尾根から分かれて斜面を下ります。

落ち葉の道と落葉樹が美しい。
龍渓院十六羅漢 No6 岡崎の苔寺・龍渓院。(拡大可)

帰路にはぜひ寄って,参道だけでも歩きたい。
左 その参道の巨木並木道。
右 参道入口の斜面に並ぶ十六羅漢像。(石仏)

2010.01.07UP ■戻る■
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