■この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号) ■この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 |
愛知で白鳥山といえば,奥三河津具の山が知られているでしょうが,こちらは旧足助町の南東部にあります。 東海自然歩道が通っていて,古寺平勝寺や綾戸の夜念仏の地です。 白鳥山(はくちょうさんと呼ぶのか未確認)は,明治の頃から御岳信仰の人々によって,多くの石碑や霊神碑が立てられ 祭られてきたようですが,荒れていたのを合併後の豊田市が整備したということです。(下の案内板参照) 山頂広場では「足助のかじやさん」のライブも行われた様だし,ここを題材にした歌もあるらしい。 香嵐渓からは車で10分ほど,東からきた東海自然歩道が安実京へ下る分岐のすこし前,山ヶ谷公民館(?)の横から登ります。 車は,軽くらいなら公民館前に止められますが,少し先の路肩に置いたほうがよいかも。(どうせそちらへ周回してくるので) 猪避けの電気柵に沿って登っていくと,杉木立の山道になり,右手にはイノシシのヌタ場とおぼしき泥地もある。(No1) すぐに峠になります。 ここから右に尾根を歩けばすぐ,正面に白鳥山の全景が見えてきます。(No2) 63基という石碑群は圧巻。 童子の碑が多いのは,そういう祈りの場所だったのか。 前年に来たときにはなかった,山頂を周回する木道(枕木製)が新たに作られていました。 以前の状態がわかりませんし,意見はあるでしょうが,史跡整備に行政が補助するのもいいのではないかと思います。 (他にも豊田市の整備する百々貯木場・馬場瀬古墳群などいくつか見ましたが,なかなかのものです。) 帰りは峠から南へ下ります。 いったん下った場所の分岐点で左上の斜面を見ると,山の神の碑。(No3) こういうものを見つけると得した気分,さらに直進すると開けた場所で林道に出ます。(No4) 植林されたばかりの苗木地を左手に林道を歩くと,道は再び登りとなって切通しの峠を越えたところで三叉路。(No5) どちらでも行けると思われますが,私は右方向へ下っていきました。 最後に鎖封鎖のゲート(No6)を越えると,隠れ家のような別荘の先はすぐに東海自然歩道,西へ車の場所へ戻ります。 白鳥山の場所⇒ すぐ近くにある巨樹「有洞のサワラ」は見る価値があります。(安実京への下り道 No7) |