■ 029 炮烙山/山頂東に電波塔 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。
(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
炮烙山は,六所山とセットで登る人も多い豊田の山。(合併前の最高峰です)
十数年前までは山上広場によく来ていました。
デイキャンプや,多人数でオフ会をやったこともあります。(パソコン通信の時代でした)
先週が久しぶりの六所山で,暑いとはいえけっこう楽しめたので,こちらの炮烙山も登ってみようと考えました。
以前は毎回山上広場まで車で登っていましたが,それでは近すぎるので,今回初めて県道361号沿いの野外センター東駐車場から歩きました。

舗装された林道を700mほど歩くと登山道の分岐があります。(No1)
すぐの堰堤を越え,沢に沿って登っていく道は,滑り滝の渓流を何度か渡りますので,スリップには要注意。(No2)
やがて道路が見えてきて,水場・炊事場・トイレのある山上広場に出ます。(No3)

杉林のなかのテーブル群はさすがにもう朽ちていましたが,キャンプ場はあまり変わっていない。
池にはカエルがいっぱいいたような記憶がありましたが,今回は目に付かない。

ここからは,「おもいやりの道」で登って反時計回りに周遊することにします。(案内は下画像参照)
南東方向に杉林を登って,尾根に出てしまえば山頂まではすぐです。(No4)
緑の木々の間から見る久しぶりの21世紀の城・展望台はほとんど変わっていないように見えました。
(塗りなおしたのかけっこうきれい)
犬を抱えて階段を登り,涼しい風に吹かれて西方面の絶景を楽しみます。
この展望台に隠れるような位置に祠を確認しました。(これは記憶になかった)

今回気付いた違いは,展望台の東に大きな電波塔(携帯用にしてはでかい)が立っていることでした。
地図で山頂付近をうねっている林道は,この電波塔建設のためだったのでしょう。
山頂碑の前にある三等三角点日明:683.5m(No5)は夏草に埋もれていました。

帰路は「そうぞうの道」で下ります。
すぐの反射板(No6)からはふたたび名古屋方向の景色が楽しめます。キャンプ場が見えてくると,そうぞうの小屋(意味不明)が十数年前同様の錆びた姿を見せてくれました。
登山者は山上広場に停まっていたバイクのライダーがひとり,帰りに行き交った夫婦らしき一組のみ。
登り以上に下りは気をつけていましたが,それでも犬にひっぱられて一度しりもち。
注:炮烙(ほうらく)と書いて焙烙(ほうろく)とはいかに?・・・[ほうろく]とも読むらしい。中国の故事絡みのよう。
  この山頂,および登山道にはジオキャッシングのマーク(難度1)が3つありますので関心ある方はどうぞ。
炮烙山の場所はこちら⇒mapion

東駐車場 豊田市総合野外センターの東駐車場。()

ここから六所山へのルートもあります。
(うさぎコース)
また野外センターへの途中にはこどもの喜ぶフィールドアスレチックコースもあったと思いますが,今はどうなっているか?
分岐 県道361号から林道へ入って700mほどの場所に
登山道の案内があります。(No1)

「焙烙山近道」とはどう判断したらいい?
直進は林道,舗装路以外歩かない人は直進するのか,でも登山って普通は舗装路をあまり歩かないと思われる。
滑り滝1滑り滝2 梅雨の時期です。
水量もある沢を何度も渡る。(No2)

右から左へ,左から右へ。
岩が露出していますのでスリップには注意。
いこいの広場 No3 キャンプ場のある「いこいの広場」。
この右手に水場・炊事場があります。
りっぱなトイレはいつ出来たんだか・・・。
案内21世紀の城 左:山頂へのルート案内(拡大可)
どのコースでも大人の足なら20分。

右:山頂にある展望台の解説。
尾根塔 左:No4 おもいやりの道。
 この尾根コースを抜けた所が・・・。

右:No5 21世紀の城・展望台。
祠 結界の張られた山頂祠。
コンクリート製ながらしっかり苔むして,なかなかの古さを感じさせます。

広場の案内板によれば,砥鹿神社らしい。
祭神は大己貴命(おおむなちのみこと)
=大国主命
山頂展望(名古屋方面) 。
梅雨の合間で運良く視界は良好。
ツインタワーや名古屋ドームが見えます。
背後は養老山脈。
百合 左:新しい電波塔が建っていました。

右:帰路にはあちこち百合が咲いていました。
調べてみるとタカサゴユリが一番近い。
すると帰化植物ということになるのですが。
(No6付近)

2010.07.07■戻る■
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