■ 048 旧作手/獅子ヶ森〜巴山往復(夕立付) ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
旧額田町と旧作手村の境にある巴山(714m)はいろんな伝説・いわれの付きまとう山です。(三河の由来・巴山参照)
この巴山の近くに獅子ヶ森と呼ばれる三角点(729m)があります。
こちらは高里方面からの林道と,大府市野外教育センターからの登山道,及び愛知県野外教育センターから登山道の3つのルートがあります。
大府の教育センター方面からは何度か登っていますが,今回は愛知県の教育センターからの登山道を使って巴山までを往復しました。
(時間の関係で獅子ヶ森までは車で登ってしまいましたが)

高里の中心部から巴湖に向かう道を分岐し,曲がりくねる未舗装(かつては舗装路)林道を登りつめると,中電の高里中継所に着きます。(
今回行ってみると,その東のピーク(ここに役行者祠がある)にも新城市の中継所が出来ていました。(地デジ用?)
ともかくここに車を置いて歩き始めます。(この時点ですでに2時半過ぎ,毎度ながら遅い)
いったんは,今まで何度か登って来たことのある大府野外教育センター方面の道(北方向:青線)を進みましたが,どうも方向が違うようです。
山頂に戻って林道を100mほど下ってみると案内板がありましたので(No1)これを分岐します。
山頂部を迂回するように,しばらくは杉林の中,快適な登山道を歩きます。(No2)
かつては電波塔でもあったか?というフェンスに囲まれたピークを過ぎるとまもなく,おととしの台風(2009年18号)によると思われる倒木地帯です。(No3)
倒木をさけてルートは迂回していますが,このあたりの踏み跡は薄いようです。
しばらくは緩やかな尾根歩き,やがてまわりが明るくなってくると分岐路。(No4)
愛知県野外教育センター方向(北:緑線)と,巴山方向を示す案内板が立っています。
巴山へ進むと,一気に視界が開けてすばらしい開放感ある尾根に出ました。
ここで休憩したいところですが,時間も天気も不穏なので下っていくと,まもなく舗装路に出てしまいました。(No5)
東に少し歩けば,巴山の白髭神社のりっぱな石鳥居に到着です。(No6)

このときすでに雨が降りはじめていましたが,せっかく来たので白髭神社(=山頂)に向かいます。
急いで石段・階段を登って参拝し,変わらぬ山頂風景を眺め,そそくさと帰路に着いたのでした。(またも富士見えず)
けれど,帰路はしっかり夕立に降られました・・・雷が強烈に鳴って,これは少々恐かった。
帰路で獅子ヶ森直前の林道出会いの尾根に,大きな石組み祠がもうひとつあるのを知りました。(お得な気分)

獅子ヶ森(新城市)の場所はこちら⇒mapion

PEAK 獅子ヶ森山頂(P)の東ピークにある役行者祠。
西ピークは中電の建物に占領されています。
(その中電建物そばにも小さな祠があります)

この役行者祠の脇にも新城市の獅子ヶ森中継局が新しく出来ていました。
案内 No1 巴山への分岐縦走路入口。
山頂から林道を100mほど戻った地点です。
(この矢印の反対方向へ進む)
スギ No2 スギやヒノキの林を抜ける道。
(これはスギ林)
この先で一部混合林となります。(ほっとする)
倒木 No3 倒木地帯。

2009年10月の台風は,東三河にいまだ強烈な爪痕を残しています。
peak No4 愛知県野外教育センターから巴山へのルートに合流します。
peak  開放感あふれる尾根を下る。
正面に見えるのは巴山。
林道 No5 舗装路に出ました。
この時点で,雨が降りはじめました。
(雷も鳴っています)
林道 No6 石鳥居に到着。
ここからは山頂まで急いであと5分。
電波塔 No7 巴山山頂(714m),白髭神社の御神体。
    
池 帰路,No1の分岐反対側に踏み跡を見つけて入って見ると石段参道のついたりっぱな石組み祠がありました。(No8)
中に祀られるのは球形の石珠。
これはどういう神様なのでしょうか?

2011.08.10 UP ■戻る■
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