■ 072 下り道に注意・大森山/新城市 ■

大村山を意外に早く下山できてしまったので,つい欲が出て近くの大森山(南東2.3km)」に向かいました。
ガイド(130山)によれば,登りに1時間ほど見ておけばよさそうで,展望は期待できないものの,炭焼窯跡も残っている様子。
登りは踏み跡をたどってひたすら高い場所に向かえばいいのですが,帰りは尾根が緩やかになる場所で2度も道を見失いました。
テープマークがまばらになり,落ち葉で踏み跡もわかりにくいとはいえ,2山目の疲れが出ていたのか,注意力不足です。
登山者も少ない山と思っていたのですが,静かで広い林の中の山頂には,かなりの数の登頂札が下がっていきました。
72map.gif
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です
R257から山吉田の集落に入り,織田医院の狭い角を北東に向かいます。
阿寺川を渡ったT字を右折,しばらく走った伐採地の端にトラマークの電柱があり,そばの杉の幹にテープが巻かれて,ここに「大森山入口」の札が倒れておりました。(No1)
沢の脇から入って伐採地(No2)を右手に登ると,やがて踏み跡は薄くなり,尾根の付近(No3)で小ピークに出ました。ここからは南方向にこんもりと山頂らしきピークが見えています。
先へ進むと白っぽい巨石があります。これがカエル岩なのでしょうが,どうもカエルと呼ぶには無理があるような気がします。(No4)

さらに南に少し登ると石の転がる場所の先に直径3mくらいの丸いくぼみ。(No5)
かなり風化していますが,登山ガイドに書いてある炭焼窯でしょう。
ここからは尾根を南東に登っていけば,やがてゆるやかな山頂です()
予想外に,たくさんの登頂札がかかっておりました。
愛知県はもちろんですが,静岡から登るグループも多いらしい。

帰りは,No3とNo6付近で2度ルートを見失いました。
どちらも踏み跡がわからず進み,「どうも違うな」と気づいて引き返してルートを再確認したのですが,目印テープを見つけるのに手間取りました。
下って林道と車が見えたときはやはりホッとします。
(伐採地は道も広く,どこでも駐車できそう・・・)

帰路に道の駅「鳳来三河三石」に寄ろうかと思っていたものの,すっかり忘れて帰ってきてしまいました。
 大森山の場所はこちら⇒MAPION

登り口 No1 登り口。
トラマークの電柱が目印。

その向うの杉にテープが巻かれています。
根元には案内札が倒れていました。(右画)
伐採地 No2 伐採地を登る。

向うの尾根まできれいに間伐されています。
でもここを過ぎると登山道はわかりにくくなります。
カエル岩 No4 通称カエル岩。

左端が頭ということでしょうか?
もう少し角度を変えて眺めれば,カエルらしき姿が見えるのかもしれません。
釜跡 No5 炭焼窯跡のくぼみ。

近くには石が散乱してますが,穴自体はもうほとんど埋もれています。
大森山山頂 大森山山頂 514m。

丘状のゆるやかなピークです。
この画像だけでも見えている登頂札が5枚。
駐車地マーク 左:帰路の尾根上にて,今回で一番の大木。
(他は雑木林のような細い木々ばかりでした)
この付近までは良かったのですが,この先でルートを見失う。

右:木々のマーキングテープ。
やはり不安なのか,マーキングが目立ちますが,迷いそうな場所ではマークが途切れてる。
駐車 林道が見えて,車まではもうすぐ。
やれやれ。

2012.12.25 UP ■戻る■
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