■ 074 トンネル北から越戸の大山/田原市 ■



渥美半島はすべて田原市になってしまったのですが,その最高峰である越戸の大山(おっとのおおやま:327m)に行きました。
泉福寺〜雨乞山は登ったことがあり,大山まで周回するコースは知っていたものの,全部一度に歩けるほどの元気はありません。
ということで,あつみ大山トンネル北口から登り,戻りはトンネル上を通って臍岩〜狼煙山〜椛峠に下るルートで歩いてみました。
もうすこし先の時期ならヤブツバキ・シデコブシの季節なのですが,まだ早いので他の登山者は少ない。(梔子岩でニアミス1名)
天気は良く見晴らしは良かったけれど,風が強くて遠くは霞んでおり富士山は無理,とうぜんながら尾根上はかなり寒かった。
74map.gif
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です
大山トンネル北口へは南回りとし,先に白山比盗_社(ここから山頂は30分)に参拝してからトンネルを抜けました。
道路東脇の広い空き地()には他にも車が2台,自転車が止めてある登山口案内から林に入ります。
この一帯は「渥美半島ハイキングクラブ」の活動で案内やトラロープが豊富のようです。
樹林帯を抜け尾根に出ると風が強い。
泉福寺方面からの合流(No2)を過ぎ,トンネル南口への分岐を超え,展望のクチナシ岩(:梔子岩と表記)に着く。
この梔子岩のすぐ上部にも岩場があり,どちらも展望は文句なし。(でも寒い)立入禁止
とりあえず上を目指すと,トラロープで囲まれた自衛隊の施設跡に出ました。
「国有地につき立入禁止」の物々しい横幕(右)もあるのですが,皆さん普通に通っているらしいので,私も通り抜けます。(国有地なら我々に所有権があるはずです)
白山比盗_社からの道と合流し,すぐにアンテナ群と展望台の立つ山頂へ到着しました。(さらに風強し)
戻ってクチナシ岩で昼食にしたのですが,止まっていると冷えてくるので早々に出発します。

尾根の途中から臍岩への案内板(No2)に従って北西に分岐します。(実はNo1で緑線の鮎川方向へ分岐してしまいマチガイに気づいて戻ったのでした・・・この鮎川源流もなかなか素敵なルートのようですが)
15分ほどでNo3臍岩,ここからサシバ峠を経て渥美花の村への分岐があるものの今は通れないらしい。
尾根道を快適に進んで,谷太郎口分岐と観音の腰掛岩(No4)を経て,最後の狼煙山(No5)へ向かいます。
この登りが疲れた体には結構こたえますが,登りきってあとは下るのみと思ったら,なんともう一度双耳峰へと登り返すのでした。
そしてようやく椛峠(No6)に到着,キャベツ畑の舗装路をトンネル入口まで歩いて戻ります。(脇道もありそうですが)

越戸の大山の場所はこちら⇒MAPION
・山頂の自衛隊ヘリポート建設予定は2012年暮れに中止と決まったようです。(「げんたの外遊び週報」より)

登り口 登山口のあつみ大山トンネル北口。()
 
入口はけっこう手前になる。
その案内板の根元に折りたたみ自転車。
誰か登っているらしい。(右画)
クチナシ岩 梔子岩()からの展望。(拡大可)

東方向の展望となります。
でもこの日は霞んでおり,遠くはよく見えない。
山頂 左:アンテナ群の大山山頂と最近出来た展望台。三角点



一等三角点・大山
 327.9m。(右)
へそ岩view No3 ヘソ岩から大山を見る。
stop
ここにある分岐を進んでも,「渥美・花の村」をぬけられないらしい。(右)
観音の腰掛岩 No4 観音の腰掛岩。

かなりの巨岩。
ここで谷太郎口への分岐もある。
といっても,谷太郎口の場所がわからない。
狼煙山view No5 狼煙山から強風に霞む大山を望む。

中央下,木の横に観音の腰掛岩が見えてます。
椛峠 No6 椛峠に着いた。(ボケ画です)

元気な人はここからさらに雨乞山へ行くのですが,とてもそんなパワーはなく素直に下ります。
帰路 キャベツ畑の向うに大山が見える。
春ならば近くで自生シデコブシが見られるのですがまだ早い。

ここから約1kmは舗装路歩きです。その道路脇に立っていた看板。(右)
"くくりわな"って?


2013.01.22 UP ■戻る■
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