■ 075 睦平から鉛山,阿寺の七滝へ/新城市 ■

2月ですから当然寒いです。
このところパワー不足か,寒さへの耐性が下がっているような気がするので,なるべく低い山に出かけようと思いました。
滝なら普通それほど標高がない場所にあるはずだからと,まだ見てない阿寺の七滝と鉛山を目的地とします。
日本の滝百選にも選ばれ,阿部の清明が修行したともいう滝で普通はバス停・売店のある遊歩道から入るようです。
夏には滝祭りが行われ,神事のあと,なんと滝壷にマスを放して釣堀にするらしい。(それはちょっとどうかと思う・・・youtube有)
観光客とは別ルートがよかろうと,鉛山とセットにして大野の睦平からスタート,道のしっかりした東海自然歩道で往復してみました。
意外にも七滝近くで倒木の山を越える場所はありますが,多くの滝を見ることができて満足,今度また新緑の頃に来るといいかも。
75map.gif
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
三河大野で国道151号と別れて県道505号を走り,睦平の東海自然歩道案内板横に駐車。(
民家前を歩いていくとまもなく,「不っ田の七滝」の案内(No1)がありますので,これは是非見て阿寺の七滝と比べたい。
No2でいったん林道に出て800mほど歩いて再び登山道へ入り,No3でまた林道に出るのですが,帰りにはこの出入りを見逃して緑線で下ってしまいました。(たいした距離ではないもののちょっと損した気分)
まもなく鉛山峠の切り通しに出ます。(No4)
いったん東海自然歩道をはなれ,右側斜面に取り付いてピストンで鉛山へ向かいます。
山頂に着いたと思ったらそこは偽ピークで,本当はもう少し先,倒木だらけの中に三角点()と登頂札が下がっていました。

鉛山峠から七滝へは下りで,まもなく川に沿って歩くようになります。
この阿寺川支流は大小の滝の連続といった状態で,名前の付いている猿滝(No5)以外にもたくさん滝が見られます。
(滝がパワースポットだというなら,これほどの場所はない)
その猿滝を過ぎると,倒木で道がふさがれている箇所(No6)があり,ここは慎重に・・・と思ったら犬が足を滑らせました。
最後に川を渡ると,県道442号七滝口からの林道に合流(No7),ここからは立派な道となります。(観光客にも会います)
200mほどで国指定名勝天然記念物「阿寺の七滝」(全長64m)の滝壺広場に到着。
阿寺の七滝の場所はこちら⇒mapion

睦平 車を止めた場所。(:県道505号脇)
東海自然歩道の案内板が立つ。

その案内板前に
「七滝⇔睦平間 倒木有り!,歩行に危険が伴います。」との立て札がありました。
(これはその通りでした)
不っ滝 No1 不っ田の七滝。

阿寺の七滝の規模を小さくしたような滝です。
ここは礫岩の上を流れているわけではないけれど,雰囲気は似ている。
歩き始めてすぐこういう滝に会うとうれしい。

鉛山峠 林道と合流・分離を繰り返しながら
No4 鉛山峠に着いた。

林道が交錯しています。
右の切り通し斜面の「鉛山登山口」の案内と踏み跡をたどって鉛山に向かいます。
鉛山 倒木に囲まれた鉛山山頂と登頂札。
三等三角点:睦平村461.4m…中央の根元)

東海自然歩道から30分の登り,足が疲れてきた頃に「山頂」だと喜んだらそこは偽ピークでした。 
峠 鉛山から引き返し,再び鉛山峠へ戻って見下ろす。

ここから林道と分かれて登山道を下ると,まもなく渓流沿いの道となる。
その先,至るところに滝があると言っていい。
熊の神社 No5 猿滝。(左)
東海自然歩道から川を渡って70m,
七滝と同じように巨大な礫岩上を流れる。

ここまでにも名前のない滝がいくつもありました。(右はそのひとつ)
倒木 猿滝からまもなく,スタート地点の立て札にあった危険箇所(No6)を抜ける。

気をつけて倒木を乗り越えます。
昨年(2012)七滝側から来て,ここで引き返した人もいたようです。
木道 阿寺川支流の上を木道で渡るようになると,目的地はもうすぐです。
三角点 No7 七滝林道(遊歩道)との出会いにある案内。
くい違い石,犬戻り滝など未見の場所多々あり。ハチ・マムシ

マムシとスズメバチの注意看板もありました。(暖かくなるとダニにも注意が必要)
七滝1 七滝2No8 阿寺の七滝に着く。
ここまで来ると観光客あり。

奥に回らないと最下段の滝しか見えません。
奥からも見えるのは5段くらいまで。(右)

2013.02.19 UP ■戻る■
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