尾張白山は5年ほど前の2008年に白山神社(260m)には登りましたが,223.5mの三角点は訪れていませんでした。 小牧に行く用事があり,その午後に気になっていた尾張白山三角点への再挑戦と,小牧アルプスと名付けられた尾張白山〜本堂ヶ峰〜天川山〜安手奈山までの道筋をたどってみようというのが今回の目的です。(用事のために今回は犬抜きの単独行) 季節はまだ9月,この標高だと当然暑いので,無理しないことをモットーにします。 大山廃寺跡の礎石群,少し上部の見ごたえある塔礎石を見てから天川山へ向かったのですが,やはり登り始めると暑いです。 天川山から東の峰は早々にあきらめて,西方向へ小牧アルプスを進むことにしました。 尾根歩きを中心に三角点「野口」まで歩くときょうはもう充分堪能,東山〜安手奈山はまた今度。 帰ってから知ったのですが,白山神社は237mとの案内板の表記があり,これは今の場所に移転する前の地の標高のようです。 伊勢湾台風・第二室戸台風による拝殿倒壊や樹木倒伐のため,現在の社殿に移転した・・・と書いてあります。 その237mのピーク(徹当山?)は三角点「野口」のさらに先で,今は鉄塔(反射板)が立っているはずですが,見落としてきました。 他にも,この一帯の古墳群や白山・御嶽の展望も未見ですから,これらも含めて次回の楽しみ(宿題)ができてしまったようです。 |
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大山廃寺跡駐車場(P)に車をおいて出発,まずは少し登った場所にあるNo1塔跡の礎石がいい。 引き返して東へ進み,大山石尊不動(No2)の社の前を通って,小さな滝(不動)の脇を登っていきます。 No3で林道を横断して登っていくと,杭と鉄線で立ち入り制限された斜面に出ますので,左へ登っていけば天川山に到着です。 北の展望を楽しんだ後,No4まで下ると,兒の森の遊歩道へ飛び出しました。 ここで尾根に向かえばよかったのですが,遊歩道を歩くと本堂ヶ峰を通らずに鞍部(ムササビ峠)に出てしまいました。 仕方ないので,一旦尾根を東へ歩いて本堂ヶ峰(276m)を確認,でも展望はない。 標識のない西山(林の中の丘)を抜け,見晴らしのよい斜面をおりると,兒の森の中心,ログ積み東屋のある広場に出ました。(No5) ここから兒の森の駐車場はすぐです。 駐車場西端に,白山社と書かれた杭が立っていますので(No6)これを入り,10分もかからず尾張白山神社に到着,絶景が待ってます。 次の目的,223.5mの三角点(野口)へは,少し引き返した分岐をかなり下ってまた登ります。 送電鉄塔を過ぎたささやかなピークに,ベンチと三角点がありました。(展望は,少し下ったところに展望台あり→No7) 旧白山社(237m)はさらに北西へ登るのですが,この時点では知らなかったので,ここからは南へ下って帰ります。 No8付近には北新池古墳があるはずですが,見落としてしまいました。 処分場(プール隣)のタワー(煙突)が見える場所(No9)から"市民四季の道"はひたすら登りで,途中から階段の連続となります。 兒の森駐車場まで戻ったときには疲れてヨレヨレ,最短距離で大山廃寺駐車場に戻りました。(行きは赤線,帰りは緑線) ・今回のコースは,「山たまごの東海岳行」を参考にさせてもらいました。 尾張白山/大山廃寺跡の場所はこちら⇒ |