大谷山は登山口駐車場が狭いので,鞍ヶ池公園駐車場から歩くつもりでしたが,秋の行楽で西駐車場は駐車待ちの車がいるほど満員,しかたないので林道入口まで走ると広い路肩があるのでここに停めました。(下のP)
歩きはじめた林道池田線は,ちょうど黄葉が始まってきていい感じです。(No1付近)
登山口(No2)には案内板が立っており,杖も用意してあります。
田んぼ跡地を渡って歩き始めると,なんとバイクの轍があって,手製階段も壊されている。(オイオイ)
腹を立てながら進むと,巨石に出会いました。(No3)
松平巨石圏に入るので珍しくありませんが,その先にも大小の巨石,そしてじつは山頂も巨石上なのです。
尾根に出て少し登るとまもなく,明るい山頂が見えました。(▲)
眼下に豊田の街,遠く名古屋,猿投山,そして御嶽(この日は見えず),うねるように走る東海環状道,実に270度くらいに広がるすばらしい展望が味わえます。
帰ろうかという頃,犬を抱いた若い夫婦(?)が登ってきました,まあ登山口から15分ですからね。
ここまで来たので,巨石ついでに鷹見岩に登ってくることにします。(4年ほど前に来てます)
学校の北側の案内板の前(「どんぐりの道」登山口)に車を停めて出発。(上のP)
ここは上鷹見小学校の学校山という感じですが,なめてかかれぬ急な登りですぐ息が上がります。
尾根に出てまずは近見岩(No4)へ登ると,ちょうど真下に学校が見えます。
登り返して尾根を進めば巨石が並ぶ遠見岩(No5),ここからは松平の山並み,豊田の市街が望めます。
帰りは尾根をまっすぐ進み,サギ岩(No6)などの巨石群を抜ける「白さぎの道」で八幡宮へ下ります。(緑線)
その八幡宮(No7)は,おそらくはもともと巨石を祭っていた場所に建てられており,背後に巨石を背負っています。
鷹見岩のある上鷹見小学校はここ⇒
・岡崎との境,桂野町にも"遠見岩"があるらしい。
(中根洋治氏の「愛知発巨石信仰」より)