2014最初の山とした吉祥山,その山頂から西へ延びる尾根の末端の小ピークが,この旗頭山となります。(吉祥山の山歩きはこちら) いったいどこから登るのか?と捜したのですが,南側の豊川市金沢墓苑上部から登る道がありました。 普通,古墳といえば丸く盛られた土墳に石室という形態を考えるのですが,ここは積石塚古墳(墳墓全て石)ということです。 新城市の桜淵公園内の青年の家に26号墳が復元されているということで,その画像を見ると一目瞭然。 残念ながら,ここは皆バラバラに壊れてますが,今残るものが24基(!),元は40基あったというので古墳ばかりの山。 要するに,この小さな山全体を集合埋葬地としたということですね。 山のすぐ下は,金沢墓苑のほかにも日蓮正宗泰福寺や曹洞宗長慶寺の墓地があり,かつての埋葬地(古墳)がいまも引き続き墓地となっているのは,実に理にかなった土地利用であると言えます。 |
■この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号) ■この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 |
当初は採石場まで行ってみましたが,どうもマトモな登り口がなさそうなので,西の墓地に入ってみるとこれが正解でした。 |