■ 096 岩岳(1051m)〜駒ヶ原から/設楽町 ■

この日はよく晴れて,津具方面に向かうつもりでR153を走ると足助付近で渋滞につかまりました。
足助で何かやってるか?と思いましたが,町への分岐を過ぎても変わらぬ事態に,これは「茶臼山高原芝桜まつり」へ向かう車だろうと判断して,目的地を変更することにしました。
観音山トンネルを抜けたところから左折して足助の町に引き返し,今朝平の信号から県道33に入ります。
まずは寧比曾岳に行こうかと大多賀峠に着くと,10台以上の車で駐車場は満杯,これはダメだと通過,段戸湖の自然林を歩こうかと湖畔に着くとこちらも,ルアー釣りや湖畔を歩く人たちで駐車場はほぼいっぱいの車。
それでは,というわけで久しぶりに岩岳を目指します。(駒ヶ原方面からは何度も登ったので地図がなくても大丈夫)
県道33号をさらに進んで澄川林道方面に分岐すると,一帯の国有林は見事に皆伐状態(右画),この作業のためこの林道はよく通行止めだったのですが,伐採事業はひとまず終わったようです。
舗装が終わり,まもなく西納庫とを結ぶ広域農道に出るが,なかなか造成は進まない印象。(この付近は4年前と変わらず)
岩岳林道口()に車を停めて岩岳林道経由で登り,帰路は尾根道をまっすぐ送電鉄塔(No6)まで下ってくる周回コースで登ります。ここは山全体が笹に覆われ,最近何かと話題のダニが心配ですが,今回歩いた限りではそれほど多くなかった。(いない訳ではない)
96map
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
駒ヶ原林道から分岐する岩岳林道入口に駐車()して歩き始めます。
伐採地2006しばらくは林道歩きですが,未舗装路で雑木林が多く,秋なら風情ある黄葉街道となる道です。
No1の登山口案内から尾根を目指します。
10年ほど前にこの一帯は伐採され,しばらくは見通しのよい風景の中を歩けました。(右画:今は植林が育って全く見通しが利かないのでちょっと残念です)
No4で尾根道に合流,笹原の道を進むと山名の由来となる大岩(No3)が現れ,これを越えれば岩岳山頂は目前。
狭い山頂では浜松から来たという登山者2人が食事中なので,写真だけ撮ってそそくさと引き返し,大岩の上で昼食としました。(ここも一組限定の広さですが)
帰路はNo4の分岐を直進して尾根伝いに下ります。No5付近はルートが2本あるのですがどっちを通っても,送電鉄塔(No6)までは藪コギというほどではないけれど笹の道です。
鉄塔からは真西に下り,No7で視界が開けるとそこは農家のシクラメン栽培地となります。
ゲート(No8)脇を抜けて駒ヶ原林道を左に歩けばすぐに駐車地点,一周廻っても約一時間半(休憩抜き)の短い登山です。(ダニには注意しましょう)
岩岳の場所はこちら⇒mapion

岩岳林道 銘 左:岩岳林道の入口。
地点)

右:林道の銘板,これも盗難にあうらしい。
材質変えるしかないですね。
登山口 No1 林道から尾根に向かう登山道入口。

笹が繁って登山道に覆いかぶさっているのでどうしても掻き分けていくことになる。
笹
No2付近は何度か倒木が現れます。
そしてずっと笹の間を抜ける道。

ダニはこういう場所で生き物の通過を待っているといいますが,東三河の低山に比べればここは少ないのか,それとも単に時期の問題なのか?
ROCK ROCK2
左:岩岳の由来だという大岩。 (No3)

右:まるで,人工的に積み上げたような巨石です。
仏庫裡 山名 岩岳山頂から仏庫裡を見る。
中腹に建設中の広域農道。
右は山頂札。
(食事中の登山者が写っているので部分カット)
笹原 帰路はNo4を直進して送電鉄塔へ向かう。
その尾根道はやっぱり笹の間を抜ける道。
鉄塔 No6送電鉄塔の地に着く。
ここで確認すると大・小2匹のダニを見つけて払い落としました。(少ないほうです)

ここは開けていて,西納庫〜R257〜奥三河の山が展望できる。
ハウス No7 最後に小さな渓流を渡ると農場に出ます。
夏にシクラメンの栽培場になるという話ですが,夏に来たことがないのでいつもこんな風景。
バイケイソウ 
右:育ったバイケイソウ(たぶん)を見つけた。
ゲート No8 車止めゲートに到着。

すぐ向うは駒ヶ原林道,やがて広域農道小田木〜西納庫線併用となる。
R153から津具まで段戸山牧場の脇を抜けて直通することになるので,地元にはありがたい道。

2014.05.26 UP ■戻る■
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