■ 余談はじめ:中型和犬・四国犬・里山について ■

最初に飼った犬が中型の和犬風(ミックス?)だった話は初代1986〜2004に書きました。
このときは、たまたま貰ってきた子犬が和犬ぽい中型犬に育ったのですが、結果的に、健康で体力的にも性格的にもちょうどよい関係を築けた犬となりました。きち
いちばん太ったときには24、5kgでしたが、多分ベスト体重は18〜20kgの、この犬に長く付き合ったことで、中型和犬にすっかり馴染んでしまったのでした。
思い返せば、実家に飼われていた犬たちは、中型犬が多かった。

二代目を考えたときは、始めから「日本犬風で中型犬を」と考えていました。
すでに捨てられる犬たちの多さは知っていましたから、ペットショップなどで買う方法は除外して、県の動物保護管理センターとネットの里親募集の二つを主に考えました。

まず動物保護管理センターに申し込んだのですが(もちろん成犬で)、世の中はずっと洋犬ブーム、何ヶ月か待ちましたが、音沙汰ありません。そんな折、新聞とネットでほぼ同時に今の犬「まもなく3歳の四国犬里親募集」を目にしました。
「四国犬」というのがわからないけれど、姿はいかにも日本犬らしく、中型犬のようで希望に合うと思って申し込みました。(後に日本で現存6種の国指定天然記念物と知りましたが)
2008.12
おためし期間を経て譲渡された二代目犬は、なるほどこれが昔からの日本の狩猟犬の血筋かと思わせる性格を持っていました。(鳥や獣の匂いにたいへん敏感で頑固,でもちょっと気弱・・・どんな育ち方だったのでしょう?)
前の犬との違いが目に付きますが、その差がなかなか楽しい。
飼い主が甘いので、いまだふざけて噛んだり、泥付で飛びつかれたりと、シツケはよくないけれど、外では最低限のルールを守っているつもりです。(引綱の調節とフンの片付け、ノーリードは論外)

「和犬を相棒に里山を歩く」の里山とは基本的に標高1500m以下で、あまり登山者のこない山や野原をさします。(だいたい愛知県内の山は一部を除いて混みませんし、また最高峰でも1415mです)
とうぜん,夏はとても暑いです。暑さに強い四国犬以上に、まず出かけるだけで人間が参ってしまうので、7〜8月はまともな山には行きません。そして、泊まりはなし、朝早く出ることもしないというグータラ登山(?)ですから、行く先は主に三河(たまに尾張へ)となります。

県内の山については右の登山ガイドが有名で、私もまずここから始めました。
この本で130山(前は100だった)を順に登ると、もう「愛知の山は完了」という人もいますが、私は登った山が50を越える頃から踏破数の増加がめっきり落ちました。ひとつには、同じ場所に何度も行くようになったからですし、もう一つはこの130山以外の目的地(山,城址,遺跡・史跡,散歩道,巨樹など)が増えてくるからです。

その山情報は"愛知アルプス山行記"に、或いは古城址については"ちえぞー!城行こまい"に膨大なデータが載っています。出かけてみれば必ず新たな発見と心残りがあるわけで、私としては県内だけでこなしきれない数の目的地を抱えてしまっている、という現状なのでした。 2009.09.11

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ニ代目和犬No1〜No156
三代目和犬No157〜
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