ここの「余談その4」でnuvi205からカシミール3Dにトラックデータ(トリップログと呼ぶべきか?)をパソコンに取り込む話を書きました。 その後、何度もnuvi205からトラックを抜き出して編集し,それなりの方法が決まってきました。 まず,取り込むソフトは、ガーミン社「MapSource」付属の「Trip&WaypointManager」。 カシミール3Dではnuviを認識してくれないので,直接取り込むのはダメとあきらめです。 「MapSource」は単体では使えないのですが,同じくガーミンのホームページ(いいよねっとでok)にある「Training center」を先にインストールしておけば「MapSource」のアップデータでインストールできます。(よくわからない話ですが,「MapSource」本体を使うわけではないのでいいのでしょう) nuvi205をパソコンとUSB接続した状態で「MapSource」を起動し,「転送」⇒「デバイスからの受信」で「トラック」を選択すればダウンロード出来ます。ダウンロードできれば「MapSource」上に軌跡が表示されます。その軌跡を「ファイル」⇒「名前を付けて保存」で拡張子をGPXデータ形式ファイルとしてパソコンに保存。 この保存したGPXファイルはカシミールで読めます。というか,カシミールにドロップしてやれば軌跡が表示されますので,そのプロパティを開いて編集すればいいわけです。 何を編集するかというと,余計な軌跡を削除したり,細かすぎる軌跡を間引いたりするのですが、あくまで好みの問題です。 上記データ例のNo1〜の希望するNoを何ヶ所でも選択し、一度に削除できます。 カシミール上の軌跡の種類・色・太さも自由に設定できますのでたいへん便利。 ところで最近のニュースとして、この「GPSの精度が低下する?」という話があります。 なんでも、24個廻っているGPS衛星の運用が資金不足等でうまくいかず、次世代の打ち上げが遅れて使える衛星が減るというものです。 (朝日新聞「GPS、精度低下の恐れ 来年以降、米の衛星更新遅れ」2009.8.24) 来年くらいから影響が出始めて、適正運用の95%を割り込み、ひどい場合は運用指数が10%を割り込むというのですが、さてどうなるのでしょう? |