■ 余談42 国土地理院の地図にGPSログを表示 ■

このサイトに載せている地図は、カシミール3Dに表示した国土地理院のタイル地図+歩行ログを切取り、その画像に注記等を加えたものです。
初めて行った場所ならログは一つで、そのまま画像カットして使えますが、何度も行った地域だとログがいくつも重なってしまいます。
過去の不要ログはいったん非表示にし、使いたいログのみの画像を切り取っているのですが、数が多いとこの操作がけっこうめんどうです。

最近の地理院地図(2020.3.20以後)にはいろいろの機能が補足され進化、KMLファイルなら読み込んで重ね合わせ表示もできる様です。
それではと、いつもカシミール3Dに読ませている歩行ログのGPXファイルをKMLに変換し(GP-102付属のCanWay1.1.12で簡単に出力できる)、地理院地図に読み込ませて表示させてみます。
地理院地図 まず地理院地図上で希望する地域・サイズを表示しておいて(右画像の状態)、上端の「ツール」→右端の「作図・ファイル」と選択、開いた窓(下画像)からファイルの読込メニューでローカルPC内に変換・保存しておいたKMLログを呼び出します。
読込
下画像が上記「参照」で読み込み、地理院地図に表示された歩行ログですが、初期値のままですから青い実線(3px)で表示されています。
これでは見にくいので「作図・ファイル」メニューに表示された読込ファイルの「編集」をクリック、表示された読み込み画像枠(灰色破線)の右上部に表示される鉛筆マーク(?)を選んで線色と線種を変更します。(右下画像) 表示 色変更
こうして修正した地理院地図画像は、No160までUPしてきた当サイトの案内地図とだいたい同じイメージになりましたのでOKとします。
その地図部分だけを切取り、注記や記号を書き込んだのが「No161 鳥川:巡礼の道/岡崎市」の冒頭に載せた新方式の案内地図。
見た目は同じですが、多少は手間が減るので、とりあえず今後はこの方式の地理院地図をベースに使うことにしましょう。

地理院地図を画像として切取って加工するのでなく、地理院地図そのものに注記を入れてリンク表示する方法もあるようですが、過去に地理院地図の仕様変更で痛い目にあっているので「和犬を相棒に里山を歩く」では、あくまでGIF画像として表示することにします。
(コースNo1〜No92までリンクして使っていた地理院地図が、仕様変更で表示が狂い、リンクをすべてを画像に書き直した経緯がある)
2021.02.14 ■ 余談一覧に戻る■
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