伐採した楠の輪切り材(根元の方と思われる)を手に入れました。 長径80cmx短径65cmくらいで,木彫り彫刻用のつもりですが,厚さ20cmほどなのに重いのなんの。 車に積むのもひと苦労でした。 伐採してすぐなら含水率150%なんて当たり前らしいので,これを乾燥させねば使えません。 早く乾燥させるために小さくカットし,割れ防止に木工ボンドを塗っておくことにします。 カットに使うのはかなり古い有線100Vの東芝電気チェーンソー。(右画像) 先日久しぶりに使うとかなり切れ味が悪かったので,今回ソーチェーンを交換したらさすがよく切れる。 (ヤスリで刃を研ぎ直せばよいのですがメンドーなのでむとひろの替え刃チェーンに交換) ということで,カットした直後の状態が左画像です。 上記の輪切りは5つにカット,他に直径≒20cmX長70cmの楠丸太1本も3つに切断。 輪切りを切る前の画像を取り忘れたので,カット後にもう一度並べなおしたのが右画像です。(上下の余分なところはかなり落とした) 右画像のNo5部材だけで15kgほどあるので,この輪切り一枚で65kg程度はあったと思われます。 ちなみに楠の比重は0.5くらいなので,含水率150%と仮定して, 右の輪切りは 65kg/250X100=26kg(全乾重量←含水率0%の重量) 全体で30kgくらいまで軽くする(含水率15%)つもりなのですが,数年は覚悟。 現在,樹皮以外のカット面には木工ボンドをたっぷり塗り,日陰になる風通しの良い場所に置いて乾燥中です…大きく割れないとありがたい。 (輪切り丸太なら一年で10cmずつ周辺から乾燥が進むと言われています) 含水率=(見かけ重量−全乾重量)/全乾重量X100 ・なおクスノキの全乾比重=0.48,また気乾比重(含水率15%)=0.52 とされているようです。 左画は交換したソーチェーン←次はφ4の棒ヤスリでメンテしてみよう。 下はガイドバーの部分(有効300mmのガイドバー自体はオレゴンのものらしい) 今はチェーンソーもバッテリー式に移行中ですが,正直言ってマキタのは高いです。 |