旧上矢作町からの林道は,案内板が豊富で迷う心配はありません。
大船神社の登り口(P)は,10台くらい置けそうな広い草地が広がっていました。
ここから少々急な道ですが10分も登ればNo2大船神社,まず参拝してから神社脇を奥へ下って弁慶杉を見に行きます。
弁慶杉は推定樹齢2500年(800年くらいとの説もあるらしい),目通り径13.6mという巨大な杉です。
月瀬大杉にはかなわないものの圧倒的太さ,でも幹はかなり痛んでおり,最上部にしか枝・葉がない。
案内板の横に「蘇生外科治療」が施されたという碑が建っていました(右画)・・・なんとかこの先も元気で生き残って欲しい巨樹です。
神社に戻ってさらに東へ登るとすぐに奥の院(大山積神社),この先は大船山山頂への登山道となりますが,道は参道の続きのように明瞭。
やがて着くゆるやかな丘のような山頂(No3)には,つぶれた休憩所と三等三角点「大舟山」1159.43m。(何故"船"でなく"舟"なのだろう)
山頂北側からは,木々の間にこれから向かう風車群がたくさん見えてます。
ここから尾根をたどるルートは,最初だけは笹原に紛れてちょっと不安でしたが,あとは踏み跡もあるし,こまめな赤テープもあるので大丈夫。
大きなブナの混じる混合林の間を抜けて歩くのはなかなか気持ちいいのですが,No5で林道に出たあとは残念ながら舗装路歩きとなります。
すぐ前方に最初の風車が見えてきて,そこにはバイオトイレ(No6)が設置してある。
(しかし,他の人の登山記を見ても「使った」という感想がありませんねえ,管理は大丈夫か?)
舗装路に飽きてきた頃に,遊歩道入口の案内板(No7)・・・しかし,ここからもまた舗装路なのです。(ちょうど陽が照って犬も人も暑かった)
No8,No9と二つの東屋を通過すると展望台が近く見えてくるので”もう少し”と元気を出します。
そしてたどり着いた木製展望台からは,全方向視界は良好。(・・・のハズなのですが)
恵那山や三河の山は見えても,遠い御嶽や南アルプスは霞んでダメ,冬の晴れた日に来るといいのだろうけど・・・風の森だから寒いよなあ。
誰も来ないので,展望台を独占して昼を食べてから引き返しました。(帰路は登りの大船山はパスしてずっと林道歩き・・・No1)
舗装路歩きはつらいんで,次回は大船神社を目的地に,下から参道を歩いて登ろうかなという気になってます・・・いつかね。
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