■ 121 旧額田町鳥川の愛宕山・京ヶ峯メインルート/岡崎市 ■

久しぶりの鳥川,前回は水晶山から額堂山を巡る道でしたが,それから4年,今は鳥川の里のまんなかを新東名が走っています。
ちょいと里山歩き気分を味わうのに適当なコースということで,集落北端の子安堂橋から愛宕山,京ヶ峯・・・元気山まで歩きました。
もう少し元気があったら,ホド田山から音羽富士を廻る周回コースがいいんですが,ちょっとそこまでの元気はなかった。
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帰路は未見だった「誓い石」を確認,あとは舗装路でいくつかの湧き水の脇を通ってくるのですが,「庚申の水」はほとんど枯れてしまっていました。(ポタポタと垂れる程度)
これは新東名のトンネル工事の影響でしょうか?・・・残念です。(右は「大岩の水」・・・ここは大丈夫)

・2012の鳥川はこちら ⇒ 61 水晶山から額堂山周回
・2011の鳥川はこちら ⇒ 45 ホタルの里の音羽富士
・2009の鳥川はこちら ⇒ 05 旧額田町・京ヶ峰
「ホタルの里とっかわ」で検索すれば,登山地図・石仏地図などを含む充実の地元ホームページがあります。
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 
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北からの鳥川集落への入口にある看板(右画)の場所が子安堂橋となります。(No1付近)
そのすぐ南の道路脇が広くなっているので,ここに駐車します。(充分に広いです・・・

ここから水晶山方面(東)にも行けますが今回は南へ,愛宕山へのゆるやかな尾根を登っていきます。

最初の取り付き急登を過ぎれば,あとは整備された登山道で大変歩きやすい道です。
所々で展望地もあり,40分ほどの登りで好展望の愛宕山に到着。(No2)
ここからは登ったり下ったりの尾根道縦走です。
この先の京ヶ峯が,鳥川を巡る山々の主峰ということになるでしょうか。

その京ヶ峯のすぐ北に林道が来ており,一本の桜が植わっていました。風が強いので山頂から少し下がったこの桜の側で昼食。(No3)

No4付近が「平成の大崩」と呼ばれる場所で,ここからはこの周回で唯一,岡崎・名古屋方向の北西展望があります。
一旦下ると七曲峠で,トンネルの真上。(No5)
ここから下ることも出来ますが,もう少し先へ歩くことにします。
(その日の調子次第でどこからでも下ることが出来るのが,この周回のよさと思います)

たくさんのピークにはそれぞれ名前があるのですが,ホタル山あたりからは東三河の低山の雰囲気を感じます。
元気山(No6)まで歩いたところで足も疲れてきたし,この日は「ゆうびん古道」と名づけられた初めての道で下りました。 途中で少し登り返すと「誓い石」という地争いの調停石があります。(No7)
No8からは舗装路歩きで戻ります。

・愛宕山登山口の場所はここ⇒MAPION
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No1 登り口。

この最初の取り付きだけは急登の階段がありますが,すぐにゆるやかな尾根歩きになります。
07peak.JPG 愛宕山への縦走尾根道。

植林と雑木林が入り乱れますが,慨してこんな感じの明るい登山道です。
定期的に地元の方の案内による山歩きの会が催されています。
09atagoyama.JPG 09view.JPGNo2 愛宕山。
左は山頂から10mほど下った場所の展望地,ほたるの鐘。


右上はここからの南方向展望。
(霞んでますが遠く渥美半島,右端が蔵王山)
14kyogamine.JPG No3 京ヶ峯。
三等三角点「小沢」441.9mのはずですが,看視対象点となっており,数値は仮のものらしい。14sakura1.JPG

右:岡崎市制百周年の記念植樹。
「神代桜」とあるので、山梨の日本三大桜の子孫?
16ookuzure.JPG No4 平成の大崩。

岡崎〜名古屋まで見えるはずなんですが,春の強風下で全く見えません。
18nanamagari.JPG 左:No5七曲峠まできたけれど,もう少し歩こう。
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右: No6元気山山頂。ツツジが咲いていた。
つつじきょうはここで下ります。
25isigaki.JPG かつての段々畑(?)の石積みの並ぶ場所まで下ってくると「誓い石」の案内板が立っています。
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27tikaiisi.JPG 左:No7 誓い石。
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右はその案内板。
(拡大可)
41jinja.JPG 左:No9 村社,白髭・八柱神社。
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右:里を分断する新東名高速。
見えているのが額堂山トンネル。


2016.05.10 UP ■二代目に戻る■
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