吉村の集落中心の慶蔵院(いまは無人?)が出発地で,ここに車を置いて登ります。
寺の脇を流れる小さな沢の横を上流へ歩くと,すぐに踏跡は消え右に廃屋が現われます。(No1)
前を通って薄い踏跡を捜しながら尾根方向に適当に登っていくと,No2で道らしきものに出会いますのでこれをたどります。
かつての登山道は時に崩れかけていますが,尾根の少し下付近をほぼまっすぐ北へ向かって歩きます。
見たいと思っていたNo3付近の尾根上の石仏(役行者像)は,木々にまぎれて見落としてしまいました。(帰りに斜面をさまよってなんとか見つけましたが,けっこうたいへん)
踏み跡は,山頂を西から回り込むようにしてNo4の鞍部へ至ります。
ここから向きを変え南に向かうと,山頂部分はまるで土塁のような急斜面に囲まれ,土塁を越えると,かつての砦跡のような平地が広がります。その真ん中付近に二つの祠と,すでに倒れた霊神碑,残念ながら木々にさえぎられて展望はありません。
帰りは鞍部から谷筋に沿って西に向かいます。(緑線)
No5付近にはかなりの規模の石垣が東西に延びていました。
それを過ぎるとすぐに林道に出ますので,ここからは林道を集落へと戻る。
No6付近,沢の向う側に馬頭観音が一基見えますから,かつては対岸に道があったのかもしれません。
人家が見えるところまで下ると,道脇には紫の花が連なっておりました。(調べれば簡単と思ったら名前が結局わからない)
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