■ 097 旧鳳来町の百間滝・ほうき滝/新城市 ■

当初は鍵掛山へ行くつもりで,三遠道路の三河川合・鳳来峡インターまでやって来ました。(R151経由です)
しかし,鍵掛山へ向かう大六林道は鎖で封鎖されている。車で通れるかと思っていたのに・・・。(以前は通れたはず)
夏前の最後の低山のつもりでしたが,すでに充分暑いし,2km近く歩く元気はないので登山は中止。
もう一つの目的だった,未見の百間滝に向かいます。
朝霧湖(大島ダム)の右岸は工事中で通れませんでしたが,左岸を走って百間滝の駐車ポイントへ到着。
滝真上入口にはすでに3台が駐車しており,上流側の駐車地に停めたのですが,この上流入口から渓流沿いに遊歩道を歩いて行く方が,風情があって楽しめます。(とはいえ200m程度ですが)
そして,この百間滝は大きな落差(120m)の見事な滝でした。
さらに,大野方面からの観光案内板で,百間滝のすぐ下流に「ほうき(箒)滝」という滝があるのを知りました。
せっかくここまで来たのですから,この「ほうき滝」を見ずに帰るのはもったいないと,行ってみます。
滝口に降りるのはなかなか大変でしたが,こちらも劣らずいい滝です。(さらに下流にも小さな滝がいくつかあるらしい)
さて,七郷一色小学校はたいへんきれいな校舎(すでに廃校),忘れられつつある裏山の石仏・石碑群を確認して引きあげました。
しかし,暑い日でした。(犬もバテていました) 
map
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
豊橋方面からR151を北上する場合,朝霧湖を見るつもりがなければ,大野から県道442経由のほうがいいかもしれません。
三遠道路を使うなら鳳来峡インターで下りてダム湖岸道路を走ることになるでしょう。滝付近の道路は狭いけれど,すりかわり出来ないほどではないので大丈夫。二つの滝はほんの1kmなのでどちらかに車を停めて歩いても知れてます。
でも,夏に歩いて廻るかどうかは判断が微妙です。

左のGPS軌跡ははっきり言って乱れまくってます。
だいたい滝は谷間にあることが多く,この時期はすっかり緑におおわれて非常に受信状態が悪いのはしかたないところなのでしょう。
これ以上尺度を大きくしても,歩く参考になるようなルートは追えないので,周辺案内図として載せておきます。

地図右端,六本松の集落付近で軌跡が乱れているのは,小学校の裏山の巨石の下の石仏群を探して歩き回ったせいです。
(結局地元の方に聞きました)
七郷一色と二つの滝を巡っても距離的には5km程度ですが,すべて舗装路歩きとなります。
秋ならそれなりに楽しめるのかもしれませんが,この時期ですから,もちろん私も車で廻りました。

ALPSほうき滝は,朝霧湖(大島ダム)の両岸を走る道路の合流点(地図でヌタ橋とある)のすぐ上流です。
道路脇に右のような手書の案内板が立っています。
その地点から眼下を見下ろせば,ほうき滝が小さく見えるはず。
この近くには赤テープのついた下り口がありますので,道なき道を行く覚悟のある人のみ,急斜面を下って,滝壷から全体を眺めることが出来ます。

 百間滝の場所はここ⇒MAPION

おまけとして・・・「阿寺の七滝」を含めて,3つの滝巡りという観光コースもいいかもしれない。七滝までは駐車場から1km,多少は歩いた気分になれる(かも)。

大島ダム 朝霧湖(大島ダム〜2001年竣工)。

ダム堰堤には駐車場が設けられていました。
今の時期は幸い水が多く,緑豊かな景色が見られます。
ここもダムカードがあるのですが無人のため,隣の宇連ダムの水源管理所に行かねばならない。
遊歩道 左:百間滝の遊歩道。
pothole
ポットホールがいくつか見られました。 (右)
滝展望 百間滝all左:滝を正面から見る絶好の場所に展望台,ベンチがあります。

右:百間滝の全景(拡大可)。
上部はよく見えないけれど。

動画も撮りました(mp4)⇒mp4 
ほうき滝遠景 左:案内板の立つ道路から眺めたほうき滝。
ほうき滝
右:下まで道なき道を慎重に下ると,きれいな滝の正面に出られます。

動画もあります(mp4)⇒mp4
百間滝とよく似ていますが滝壺の深緑色がいい。
七郷小学校 行者様 左:七郷一色小学校。
(2002年に129年の歴史を閉じた)

右:裏山の巨岩にある石像群。訪れる人も少ないのか,荒れ気味でした。


2014.06.18 UP ■2代目2006〜に戻る■
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