■ 120 五井山…妙善院ルート/蒲郡市 ■

前週に続き五井山に出かけました。
2014年に登ろうとして変更した妙善院からのルートで今度こそ山頂へ・・・,下りはその時と同じ西尾根〜五井の大杉経由で八幡宮に戻る周回コースです。
・前週に登った豊川市からの北ルートはこちら⇒119 五井山…長沢谷ルート
・2014年の清田からの西尾根ルートはこちら ⇒ 91清田の大楠〜五井山
・国坂峠から登る仲仙寺参道ルート(2016)は ⇒128 五井山…国坂峠ルート
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平27情復、第109号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 
周回コース起点は八幡宮()です。ちょうど桜が散り始めているところでした。(下画像)22hatimangu.JPG
まずはすぐ西の長泉寺(No1)を拝観しました。とてつもなく広い寺です。
東へ歩いて医王神古墳(No2)に寄り道し,北に登るとかつての修験道の寺,妙善院。(No3)
その東側を登ってNo4落ち葉スキー場跡からミカン農家の道?に分岐,No5給水設備まで来るとやっと登山道が始まりました。
No6の平石は座るにはちょうどよい大きさなんですが,まだ休憩には早い。
No7で三河湾スカイラインを越えるとここから強烈な急登となり,山頂広場(No8)に着く頃には,完全に息が上がっておりました。
さて,昼には早いので西尾根を快適に下っていきます。No9の秋葉山への下りは通過,一旦スカイラインに出て,三河天満宮(No10)に分岐し,ここで海を見ながら昼食としました。
急階段を下り,大山桜・五井の大杉を見て八幡宮に下ります。(No11〜12は少々わかりにくい)

・五井山はここ⇒MAPION
21chosenji.JPG No1龍田山長泉寺。
天台宗の寺として鎌倉時代に創建,三河七御堂として栄えたが,応仁の戦乱で焼失,その後曹洞宗として再建された・・・ということです。
創建時の古い五輪塔、五井松平家の墓があり,ここも五井城の一郭だともいわれる。
23sekihi.JPG No2 分岐路にあった石碑と案内板。

いつの建立かわからぬ石碑には,
左 五井登山道
右 国坂経由豊川道
と彫られています。
24kohun.jpg No2 医王神(いぼがみ)古墳。24view_GOI.JPG
石室が残っているのは,この一帯に8ヶ所あった五井古墳群で唯一との解説があります。
天井板は,何かに使おうとして人為的に割られている。

右:医王神古墳付近から見た五井山。
25myozenin1.JPG No3 五井山妙善院から海が見えます。
真言宗醍醐派(密教系)の寺で,秋には火渡り神事が行われるらしい。25myozenin2.JPG

五井山への登山道へ向かう寺の東に,その火渡り神事の広場と護摩供養の祭壇がありました。(右:シートが掛かっている場所)
26ski.JPG No4 かつての落ち葉スキーの場所には,その案内と当時の写真を貼ったパネルが立っていました。
(ちゃんとボーゲンやってる!)
眺めていると「60年以上前にここで滑った」という方と遭遇,当時の話を聞くことができました。
27stone.jpg 左: No6にある平石。(天然石?)
この辺りから傾斜がきつくなる。
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右:No7 三河湾スカイライン出会。ガケ崩れで長く通行止め・・・このまま廃道?
(と思ったら2016開通)
ここからは急登の連続です。
29top.jpg 29top2view.jpgNo8 五井山山頂広場に着いた。

右:頂上からの竹島展望。
31tenjin.JPG No10 三河大天満宮奥の院。
31tenjin2.JPGでも里宮がどこにあるかは知らない。

ここからの石段はものすごく急で危険を感じるほど。
ロープが張ってあるのも充分納得できる。(ロープに頼るのも危ないが)
32shaga.jpg 左:石段を下った所に咲いていたシャガの花。
33sakura.JPG
右:大山桜の巨樹。
石段下と,大杉へ向かう中間付近の2本ありますが,どちらも桜とは思えぬほどの野性的な幹です。
(これは中間点の桜)
残念ながら花は終わっていた。
34sugi1.JPG No11で林道と別れ,案内ロープを頼りに斜面を進むと,樹齢500年という五井の大杉(No12)に着く。

ここからは,沢を渡り竹林を抜け,八幡宮までまっすぐ下っていきます。


2016.04.20  ■二代目に戻る■
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