■ 128 五井山…国坂峠ルート/豊川市 ■

五井山は、あちこちのルートから何度も登っていますが、今回は国坂峠からの旧参道で仲仙寺奥の院を通るルート。
はじめは仲仙寺本山から歩こうと思っていたのですが、県道368号を歩くのをためらい、地図中No1の山道を行くのも中止、結局通常の国坂峠登山口から登りました。
しばらく砂防ダム工事で歩けなかったルートですが、どうやら登山路が整備されて再び歩けるようです。
いくつも連続する砂防ダムはちょっと興ざめですが、それでも観音さまが案内するこの参道コースはまだ充分に風情が残っています。
☆旧御津町出版「みと歴史散歩」によれば、仲仙寺は当初は奥の院にあり、後に現在の場所に移ったそうです。
 なお現在の仲仙寺(右画)は、歴史遺産としての建物はありますが、宗教的な寺院の機能はないようです。
(民家側住人のお年寄りに聞きましたが、寺の管理する墓地もないという話でした)
・奥の院・観音堂は豊川市文化振興課が管理しているとの話も聞きました(追記12/12:ただし未確認) 
☆今までUPした五井山は下No91,119,120参照。(五井山登山道については「五井山 登山八ヶ口」という地元の方(?)の詳細なホームページがあります)
 091 2014.03 五井山,清田の大楠から 蒲郡市
 119 2016.04 五井山,長沢谷ルート 豊川市
 120 2016.04 五井山,妙善院ルート 蒲郡市
128goisan
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
No1から入る道は柵で閉鎖されていますが、隙間が大きいので入れぬこともない。いちおう偵察したものの、あえて行くほどのルートとは思えませんでした。

県道からは林道入口の猪よけ金属柵を開けて通り、地点に車を置いて出発、No2の登山口から沢の脇を入ります。
No2からNo3一帯は次々と砂防ダムが続き、その横に出来た新しい丸太土止め階段を登って行きます。
No4でちょっとした滝があります。
そのすぐ上で一旦林道に出たところがNo5観音堂で十一面観音があるということですが、堂内は見られません。
ここで休憩。

ここからがこのルートの本命、石仏の案内してくれる旧参道ですが、砂防ダムはまだ続く。
最初に観音堂の反対側にある不動様の前を通るのが参道かと思って進んだら道がない。
観音堂(脇に壱番石仏)から素直に上に向かうのが正解でした。

No6付近から特に旧参道の趣が味わえるのですが、まもなくNo7で林道に出てしまいます。(残念)
奥の院は目の前です。
ただ、ここからの展望に報われます。

この先は、林道を少し歩くと宮路山との縦走路(No9)に出ます。
ここから縦走ルートを進めば10分で五井山山頂へ。

・仲仙寺本山はここ⇒MAPION

・2020年、ルート上の観音像はすべて撤去されて奥の院脇に引っ越したそうです。(何故?)
入口 県道368号からの林道分岐入口の猪よけ金属柵。

開けて車を通したら閉めておきます。
(開いたままのときもあるらしい)
kuma 地点: 道路が広くなっているのでここに車を置いて歩き始めます。


ここにある石仏は何故か地蔵菩薩。
ごく最近の設置のようです。
09kannon1.JPG No2〜3は次々と現れる砂防ダム脇を登っていきます。
No4 無名滝。
かつてはもう少し美景の滝だったらしい。


右画:この滝がこの土管を通ってくるのを知ってしまうと少し残念。

11kuzure2003.JPG No5 観音堂。

沢を挟んで観音堂の向かい側の岩に不動明王像が立っています。(右画像)
でもルートはそっちではなく、観音堂の背後へ。



23_norosi.JPG No6〜7 の観音さま石仏道。

石仏は十一面観音(たぶん)が多いけれど、三面六臂の馬頭観音や如意輪観音もあります。
22top.JPG No8 仲仙寺奥の院はイチョウが黄葉。
ここから三河湾が望めます。
(下画像・・・右端は御堂山363m)
 22top.JPG
22top.JPG 左:No9 宮路山との縦走路分岐地点。

下:五井山山頂(454m)は相変わらず人気です。


2016.11.23 UP ■二代目に戻る■
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