■ 133 砥神山・御堂山/蒲郡市 ■

双耳峰の砥神山は、西峰の山頂近くに砥神神社奥の院、東峰には役行者像がある古来の里山。
今回は、ちゃんと先に里宮を参拝してから登りました。(右画・・・砥神神社里宮)
御堂山は室町末期の丹野城址であり、一帯に数多くの石神仏が設置された御嶽信仰の山でもあります。
両山あわせて見どころも多く、何度か訪れないと全部を見ることができません。
今回は豊岡湖に駐車して西口から砥神山西峰〜東峰、さがらの森の端を通って御堂山へ登り、東尾根を下ってヒメハルロードを戻り、そのままNo28鉄塔巡視路を使って豊岡湖堰堤付近へ降りる8の字周回コースで歩きました。
御堂山東尾根と鉄塔巡視路は今回初めて。
2011に歩いた砥神山〜原山〜星越峠への縦走路はこちら ⇒ No42 砥神山〜星越峠縦走
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
家族連れで人気の豊岡湖に車を停め()、まずは砥神山へ向かいます。
西登山口(No1)からの急坂・階段の連続する直登路は、トシと共にきつくなり、ゆっくり登ってもたちまち足に来ました。
No2の奥の院背後を廻ってNo3西峰に着いたらひと休み、三河湾の展望を楽しみながら遅い昼食です。

いったん下って登り返した東峰(No4)から,さがらの森の脇を抜けて御堂山へ向かいますが、疲れたので276ピークの潮見台はパスです。(荒井古墳とともに次回の楽しみに)
キャンプ場(No5一帯)からは子供たちの歓声が聞こえてきます。
愛知県の野外教育施設・相楽山荘キャンプ場は閉鎖されたのですが、蒲郡市の管理する「さがらの森」としては今も利用されてるようです。(飲み水さえも持参する必要があるようですが)

No6の錯綜する分岐から御堂山を目指します。(過去の記憶ではここからの登りがまたキツイはず)
御嶽講の石神像が点在するコンクリート斜路・階段をエッチラオッチラ登り、最後に御嶽三神の前を通って御堂山山頂。(No7)
階段下りがイヤで舗装のない東尾根を歩いてNo8に出たのですが、No8〜No6の舗装路登り返しは予想以上につらかった。
No9から下る鉄塔巡視路は、途中までは快適な尾根道だったのですが、最後の最後で急坂が待ってました。(No10:要注意)
御堂山の場所はここ⇒MAPION

01ePort.JPG 駐車地のとよおか湖公園。(

人気の場所のようで、ほとんど満車状態でした。
04benten.JPG 左:No1 砥神山西登山口。
ここからの登りは急登の連続です。
01ePort2.JPG
右画は中間地点の石門のような場所。
右側のくぐり岩と左側自然石祠(地蔵菩薩?が置かれている)の間を抜ける。


05benten.JPG  No2 砥神神社奥の院。
堂の背後を廻って山頂へ向かう。

右の崖上を仰げば役行者像が見下ろしています。
05benten.JPG No3 砥神山西山頂の御神体(磐座)。

この時期ですから遠望は期待できませんが、下画像中央の山なみが原山〜星越峠となります。(拡大可)

出会い No4 砥神山東山頂の役行者像。
野外ではめずらしいブロンズ像。
護摩供養(?)の炉は今も使われているようです。

ラグーナテンボスの観覧車が眼下に。(右画)
切通し No5 蒲郡市「さがらの森」キャンプ場。
といっても、管理はボランティアまかせ。(?)
ティピが見えます。

案内右画:名前の由来がわからない「ドンドン岩」。
この付近からも富士山が見えるらしい。



No6 相良ヒメハルロードに出る。

正面に御堂山登山口の階段。(右画)
左:舗装がないほうが楽なのに、と思う登り。
展望

右:山頂直前の御嶽三神像。(台座の彫りを確認してこなかった,残念)
奥宮 No7 山頂と四等三角点「御堂山」363.65m。 富士見
疲れて丹野城址を探索せず帰ってきた。(前回も同じ)

東側に「富士山眺望」との案内板があるのですが、やはり見えるはずもない。
14:57 14:57御堂山山頂から東尾根を下る。

階段より楽だろうと思ったのですが,けっこう気をつける場所も多かった。

「奉勧請城嶽山」の碑(右)はここが御嶽信仰の地であることを示す。
おひるね 御嶽講系の石像・石碑のほか2ヶ所で不動明王像に出会いました。
ただ、滝というより水が滴る程度でしたが。

今も花を供える方が周回されてるようです。

17:22 No8で再びヒメハルロードに出た。 22stanp.jpg
 
ここから登り返す舗装路はつらいです。
もう観音寺(右画)を見に行こうという元気はない。
17:22 No9で鉄塔巡視路に分岐。22stanp.jpg

No28鉄塔(右)を過ぎて、最後の小ピークまでは快調な尾根道なんですが・・・。
17:22 左画No10付近から踏み跡は薄くなり、ロープのある急斜面へ。22stanp.jpg
 
堰堤を見下ろすところまで来ました。(右)
ここからの最後の下りはほとんど崖です。
(カメラで撮るのも忘れた)
17:22 とよおか湖公園に戻ってきた。

公園内は家族連れで賑わってました。
「犬を放すな」と書いてあるのに、自由に走り回らせる困った飼い主もいたけれど。
 

2017.04.05 UP ■二代目に戻る■
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