■ 182 雨山城址・雨山「天使の森」/岡崎市 ■

この数年,旧額田町の雨山山の人気がある様子なので,行こうと思っているうちにもう12月,冬の寒さとなってしまいました。
しかしまだ真冬よりはよかろうと,犬を連れて出かけます。
けれど車に弱い(慣れてない)犬なので,30分を過ぎる頃には車酔いして,一時休憩しようとした直前に吐いてしまった。
これで二度目,過去の犬たちは平気だったが,人との付き合いの薄いこの犬は車に乗るのもなかなか大変なようです。
という多少の問題はありましたが,雨山城址と雨山山頂(=天使の森?)からの展望には魅せられました。
一時間半ほどで登れる山だし,またこの景色を見に来るぞと決めて下山してきました。 次回「天使の森」は進化しているか・・・?
NPOアースワーカーエナジー(岡崎市)が展開する「天使の森プロジェクト」とは何?という疑問は残りますが,まずは素敵な低山に感謝。
雨山
この地図は,国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製・追記したものである。
ダム湖の駐車場(:立派なトイレあり)に車を止め西へ歩き始めます。
すぐの右上斜面 No1に1556年の雨山合戦で戦死した「菅沼定村の墓」(右画)があります。行きは雨山城址経由,帰りはこの上部に下って来る予定。
さて登りは民家をかすめるようにNo2から荒れた林道に入り,No3の折り返しからは登山道になります。
そして雨山城址は尾根を下ってすぐそこNo4。
木が伐採され,展望抜群・・・でも城址らしき遺構は見当たらない。(小さな砦程度だった?)

分岐・合流城址から 引き返してNo3を直進し尾根道をしばらく急登すれば,No5でダムからの直登路との分岐・合流点となります。
(左:その案内標識)

一旦下って小ピークをさらに下る。
(気分的には下りたくないが)
そしてNo6で林道出会いとなりました。
林道細い舗装路(右画)を登ると左手No7に広く伐採した空間が広がっています。
この一帯が「天使の森」だと思われます。 (ここはスギの植林をカツラの森にする予定らしい)

この伐採地を横切り,つづら
折りの登山道を登った先には270度の大展望がありました。
蒲郡・三河湾・渥美半島が一望のもとに眺められます。
帰りは山頂を北へ下ってNo8で折り返し(左画),No9の広い空き地(天使の森プロジェクトの駐車場)を確認してから「下の道」と呼ぶルートで戻りました。

No5からはダム湖への直降尾根で下ります。
登りルートは標識も多くて迷う心配なし,帰路のNo5からは赤テープ(多すぎ)を目印にすれば大丈夫。
 ☆雨山山の場所はこちら⇒mapion
ダム 雨山ダム堰堤。
これは駐車場()から下におりた画像。

4年前に旧額田町の年中行事「オカタ送り」の場所を探して,このダム湖を一周しました。
結局,雨山地区の「オカタ場」はわからなかったのですが,ダム湖を巡る道はなかなか変化に富んで楽しめました。(私個人的には)







No149 2018.12 旧額田雨山、オカタ送り
登り口 左:No2 県道382号から分岐して雨山城址に向かう登り口。

下:菅沼定村墓の雨山合戦解説(拡大可)
城址 左:No4 雨山城址

下:展望があります。(ちょっと寒いが)雨山城址
No7 スギの伐採地。(天使の森)

「天使の森」プロジェクトにはいくつものロータリークラブや岡崎森林組合,小学校や多くの大学が参加しているようだ。アースワーカーエナジーとの関係はよくわからない。愛知県はロータリークラブで第2760地区になるらしい。(下)カツラ
左:山頂展望…左端に薄く光るのは太平洋。
(拡大可:右端のログ積はバイオトイレ)

下:三等三角点雨山村 標高549.39m
本宮山 左:北への下りの正面に本宮山のアンテナ群
(ここから3.5kmほど)

下:帰路の林道真ん中にあった糞に興味。
イノシシかキツネではないかと・・・? 糞
駐車場 左:No9「天使の森プロジェクト」の駐車場
下:13.57haを A:産業林,B:生物多様性林,C:放置林の三つに区分してあるようです。(拡大可)
100年プロジェクト
左:下山路の送電鉄塔1

下:菅沼定村の墓に戻ってきました。
奥にはダム湖(三和湖)が見える。

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