■ 018 東三河ふるさと公園〜宮路山周遊 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。
(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
東三河ふるさと公園はまだ工事途中ですが,かなり大きな公園です。
はたしてこれ以上工事をする必要があるのだろうかと思うのですが,まだ半分くらいの工事が残っているようです。
その駐車場(P)に車を置いてスタート。
最高峰「遠見山」から宮路山に至るルートを歩くのですが,公園内は「犬のフン放置禁止」の注意書きがやたらと目立ちます。
犬連れで歩くのに注意書きが気になるのなら,遠見山(194.4m)はパスして最初からピクニック園地を目指すといいでしょう。
ピクニック園地手前のNo1分岐で登山道へ入れば,もう人はいません。

ゆるやかに下ってNo2の灰野峠で金野からの旧道と交錯し,正面の急斜面へと登ります。
このあたり先日の台風の倒木多し。
尾根を昇り降りして次第に標高を上げていき,最後の急登を登ればそこが宮道天神社奥の院。(No3)
展望はないもののたいへん静かな山頂です・・・実はこの山は双耳峰なのです。
いったん下って登り返すとすぐに,普通にいうところの宮路山の山頂。
宮路山は駐車場が近いこともあってか,いつも人が絶えません。
この日(2009.11.29)も大勢の人でにぎわっていました。(それにしてもちょっと多すぎ)

宮路山山頂からは真南の金野口へまっすぐ下ります。(No4)
最後の階段を下りると林道に出ますので,ここから東へしばらく林道歩きです。
5分ほどの左手に石垣に囲まれた祠のある不思議な無名神社,もう少し歩くとNo5の八柱神社の大きな鳥居。
2番目の鳥居の右手には古墳のような形の石積みの祠に役行者像があります。
さらに参道を進むと石段右に素晴らしい巨樹,石段の先にはおおきな八柱神社境内がありました。

この八柱神社前からは屋敷跡らしき石垣の残る山沿いの道を行きます。
案内板のあるヤブニッケイの巨木を過ぎると道は登りで,まもなく馬頭観音の立つ灰野峠に到着。
行きに歩いた尾根道と直交し,倒木の目立つ旧街道を下って行くと,小さな観音様を祭る祠(No6右画)と馬頭観音の案内板。
ここで右への分岐は東三河ふるさと公園への近道ですが,せっかくなら由緒ある御油神社に参拝して〆としたいところです。

東三河ふるさと公園の場所はこちら⇒mapion
No132 宮道天神社里宮から浅間神社経由で宮路山を往復(2017.3) 

古里園 東三河ふるさと公園の風景。
それなりに紅葉しています。(09.11.29)

林の向うに見えるのは御油の町並み。
さらにその向うに見えるのは鳥川の京ヶ峰を中心にした山々でしょうか。
分岐 No1 東三河ふるさと公園のピクニック園地へ向かう途中の分岐。
(右の尾根に登っていく)
手前に「宮路山登山道」の案内がありますが見逃しやすい。(私も初めて来た時は見落とした)
峠石物 案内No2 灰野峠と馬頭観音。

峠で金野から御油への旧街道と交錯します。
宮路山は横切ってまっすぐの急登路へ。
宮道天神 鉄塔を過ぎ,何度かピークを越え,最後の急登を登ると宮道天神社奥の院に着きます。(No3)
ここが東峰(双耳峰)。
宮路山まで5分。
こんなに近いのにこちらは誰もいませんでした。
お昼を食べるならここのほうが落ち着きます。
(でも展望は・・・ない)
宮路山 そして宮路山の山頂碑。

この日も人が多かった。
グループでお食事中の人,犬連れの人。
(さんざん吠えられてしまいました)
そそくさと下ったのでこの山頂画像は2004年。
宮路山展望 山頂から三河湾を望めば見事な絶景。
残念ながら当日は曇りでかすんでいた。
(これは2004年ですが少々かすんでいる)
石垣神社 No4 金野側の宮路山登山口(左)。

右画は東へ林道を歩くとすぐの無名神社。
石垣に囲まれた不思議な気配の境内です。
行者八柱 No5 八柱神社二番目の鳥居と灯篭(左画)、 奥に役行者の石積み祠。

右画はお宮への石段にかぶさる巨樹。
かなりの古木です。
御油神社 そして再び灰野峠(No2)を越えて御油神社へ。

イザナミノミコトを祭る古い神社です。
当初は城として築かれた中に祭ってあったともいうようです。(約600年前)
夏には奉納花火も打ち上げられるようです。
(youtubeに動画あり)

2009.12.05 ■戻る■
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