■ 026 旧鳳来町/須山御嶽山 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
愛知県内あちこちに御嶽信仰の山があります。
たとえば岡崎の平松山(石仏遊歩道),あるいは旧作手御岳(みたけ)山など。
ここ須山御嶽山は,設楽町田峯と旧鳳来町海老を結ぶ稲目トンネルの上にあります。
登り口へは海老の街から郵便局付近で橋を渡って北上するのがわかりやすいでしょう。
435号から分岐してしばらく走ると右手に大きな「須山御嶽山」の石碑があります。
ここが登り口(No1)。

途中まではかつての参道をたどることができます。
2箇所ある分岐は,ともかく上に向かう道を選択。(下るようなルートだったらマチガイ)
馬の背道を過ぎるとまもなく,左の小ピークに向かうかすかな踏跡。
これをたどってみると石の祠と弘法大師(?)の像がありました。(No2)

本道に戻って分岐(No3)を過ぎると,右手の小高い場所に新・旧の役行者石像。(No4)
いったん分岐して参拝すると,一体はひどく欠損,一体は作り直された像らしくかなり新しい。
斧を持つ役行者像というのは珍しく,また全体像も少々斬新なかんじ。

ふたたび登りに戻るとまもなく石段があり,結界のような広場に霊神碑が並んでいます。(No5)
ここからの参道はもはや消えうせていますので,適当に登る。
頂上直下にはかつての石段の痕跡と摩利支天碑。
そして神社石碑の立ち並ぶ山頂へ。
そこには突然あらわれる絶景が広がっていました。(No6)

三角点(489m)はさすがに恐れ多くてか,石碑からほんの少し下がった尾根にあります。
霊峰御嶽までは約95km(愛知アルプス山行記)。
須山御嶽山の場所はこちら⇒mapion

入口坂 左:須山御嶽山入口の碑(No1)
 拡大可

右:登り口の斜面。
祠馬の背 左:最初の小ピーク(No2)にあった祠。

右:馬の背道。
  この先に分岐あり(No3)
行者 役行者像。(No4)

手前が平成7年という新しい像。
(クリックして拡大正面画像)
右手に斧はめずらしい。
髪型もまれに見る形。

奥に見えるのが頭部の欠けた旧石像。
石碑 山頂がもう少しという場所の石段を登ると石碑群。
(No5)

ここまではなんとか参道が残っていますが,この先はそれらしき踏跡を適当に登ります。
摩利支天三角点 左:山頂直下の摩利支天石碑。

右:四等三角点・ 須山(489.2m)。
石碑群 No6 山頂に並ぶ石碑群。
左から天照皇神・三笠山神社・御嶽神社・八海山神社・風神社。(拡大可)
高畑  そして,この石碑群の背後には東方向への絶景が広がる。
これはたぶん高畑(761m) と四谷の集落。

2010.05.20 ■戻る■
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