■ 031 茶臼山/萩太郎山 ■

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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
長野県境の山,茶臼山は愛知県にとっては最高峰の山,その向かいにある萩太郎山は唯一の県内スキー場の山で,最近は春のシバザクラで有名になりました。
一帯は天竜奥三河国定公園に指定され結構な人気です。(長野県から見ればどうってことない山で,事実信州側はわりと空いています)
ともに以前登ってはいますが,いつだか覚えていない・・・多分20年以上前のことです。

この時期(特に今年の異常な残暑の中)に出かける県内の山となると,やはりこのくらい標高がないとつらい。(まして犬には)
ということで決めた今回ですが,茶臼山高原中心部の気温は25℃と出ていたものの,強烈な日差しの下ではとても暑かった。(体感30℃以上)
そして避暑に来る人たちも多かった。
(帰ってきたら,京田辺で39.9度の最高気温という日でした)

ルートは「穂の国森林祭2005」での奥三河名山八選・茶臼山高原周遊コースを参考にしました。(ほとんどそのままです)
出発点は両方の中間,第4駐車場(左図)とします。
まずは北の茶臼山へ。
開放感ある「自由の広場」(No1)から先は,人が一気に減ります。
丸太階段を登り,自然林を抜けると30分ほどで山頂/第1展望台(No2)に到着。三角点もここにありました。

さらに進むと高度のある第2展望台へ。(こちらは長野県側だったような気がする〜No3)
ここから下りで樹間に入るのでやっと涼しくなります。
雷岩(印)の分岐では上部を通って,雨乞い洞,夫婦椹(No4)を通り,森の広場(No5)へ。ここらは大きな木も多く,かつ,見通しもあって気持ちがいい。
そして第3駐車場(No6)に下り,次は萩太郎へ向かいます。

登り口は,茶臼山高原道路との三叉路すぐ(No7)ですが,夏草でちょっとわかりにくい。(斜面に階段が見えるのでこれが目印)
登って行くとやがて樹間を抜け,柴桜の植わった広い斜面(No8)に飛び出します。向うをリフトが登り,茶臼山は右後方に大きく見える。
ただ,柴桜保護のために散策路はすべて細いロープ柵で囲まれており,どこかで人も犬もそれをくぐらないとなりません。
(登山者のことは想定外のようです・・・もちろん犬も)
電波塔の並ぶ山頂(No9)は間もなくです。
下りはゲレンデ左端の尾根に近いところを歩いて,第4駐車場に戻りました。

次はカエル館(上端印)のある長野県側を歩いてみたいですね。

・・・その後歩きました。
2011の記録はここ⇒49茶臼山〜アテビ平・小鳥の森原生林
2013の記録はここ⇒78茶臼山高原・アテビ平の水芭蕉
茶臼山高原の場所はこちら⇒mapion

西ルート 第4駐車場()から西側登山ルートを登りはじめてすぐ,
「自由の丘」から振り返れば,萩太郎の山頂部がちょうど正面に見えているのでした。
すぐ山頂 No2 茶臼山山頂。(第1展望台)

この日は標高1415mであろうと,やはり暑かった。
萩太郎all 茶臼山から萩太郎山を見る。

左下に見える道路突き当たり部に登り口。
中央右まっすぐ登るリフトの最上部左,ゆるやかなくぼみ一帯が芝桜の咲く花畑になる(ハズ)。
帰路は右に流れるゲレンデに沿って下ります。
雷岩 左:雷岩(印)。
  三国山にある亀甲岩のような模様です。  

右:雨乞い洞。
  二段になった巨石です。
ともにイワレがわからないまま。
夫婦サワラサワラ根 No4 夫婦サワラ(椹)。

巨木と呼ぶのはどうか?と思ったのですが,裏側を見ると,なんと巨石の上に根があるのでした。
alps No5 付近から広がるすてきな天然林。
  「森の広場」という名称はなかなか良いかも。

鉄塔2 茶臼山高原中心のレストハウス。
この日は何かバイク関連の催し物があったようですが,ともかく大変な混みようでした。
芝桜丘
No8 シバザクラの丘からアンテナ群の萩太郎山山頂(No9)と登山リフトを見る。
遊歩道は進入禁止の細ロープ柵に囲まれていますので,くぐりやすい場所で,手で隙間を広げて間を抜けねばならない。
hiraharafasll 萩太郎からの下り。
正面に茶臼山を見ながら,ゲレンデに沿って下って行くと,自然に最初の第4駐車場に着きます。
蛙館 カエル館のある長野県側(根羽村)から見る茶臼山。
左側真中付近に見えているのがカエル館です。
犬の背後は茶臼山湖。

近くの茶臼山自然園・アテビ平/小鳥の森(売木村)は一周4kmの散策路があります。(キャンプ場も)
こちらはたぶん,いつも空いています。

2010.09.06UP ■戻る■
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