この竹島ルートは,かなり荒れております。途中からは踏み跡も消え,ルート捜しの末,大竜頭下の直登までは進みましたが,残念ながら時間切れで撤退しました。
入口は当貝津川にかかる竹島橋(P)で,ここから橋を渡り,参道の趣き残る用水脇(No1)を上流へ歩きます。砂防ダム(No2)を巻いてその沢に入り,二つ目の砂防ダム(No3)を過ぎるころには,道は杣道程度(右画)になります。
やがて正面に巨石が現れ,そこには錫丈を持った役行者石像がありました。(No4)
ここから先はルート不明です。斜面を登って探索したものの道の痕跡なし。
結局,沢を渡るのがよいと判断し,渓流を渡り大竜頭直下の急斜面に取付きました。
昨年の台風の倒木が多い中を乗り越えて進むと,巨石が目に付くようになります。
しかしながら,大竜頭への最後の巻道まで多分30分くらいかというところ(No5)で今回は断念して引き返してきました。(毎度のことながら出発が遅いうえ,冬のこの時期では日暮れも早いので,早めに撤退)
夏にはマムシも多いと聞きますので(仙人の使いと言われます),登るなら秋の終わりから春の間です。
とうぜんながら,まともな道はありませんのでそれなりの覚悟は必要です。
★大竜頭(竜頭山)についてはHP「愛知の行者さま」にくわしい記述と資料があります。
★2010.4月に東三河山ぽ会がかつての男道を直登しています。(充分な装備と経験が必須・・・2012追記)
竹島橋(駐車地点)の場所はこちら⇒