設楽町から平山明神登山口を経由し,東栄町桑原集落を抜けて,花丸峠へ向かう分岐に着く。
旧街道入口は駐車スペースが厳しいので先へ進むと右手に,道路改修で取り残されたとおぼしき絶好の駐車場所がありましたので,ここへ停めて出発地とします。(P)
なぜか「ポットリ湖」との標識(オブジェ)があり,手製の腰掛とテーブルが用意されていました。
(すぐ脇を流れる下粟代川は,ちょっとした渓流気分)
駐車地から少し上流へ戻り,No1分岐から旧道に分け入り,峠に向かいます。
(ここは途切れた県道424ということになります・・・むろん車は走れないが)
なだらかに上っていくと,左は谷,右は急傾斜の崖状急斜面となっていき,まず最初の倒木に出会いました(No2)。
先に進むと道が荒れ始め,やがて倒木だらけの状態となり,No3付近でついに道は消失。
どこかで道を間違えたか?といったん引き返してみましたが,道らしき痕跡は他にありません。
結局,消失した付近からそのまま斜面をトラバースするように進み,あっさり花丸峠に着きました。(No4)
訪れる峠ハンターの人たちもここで少々悩むようですが,突破する以外に道はなさそう。
(ただし,寒い時期に限ります・・・ヒルの群生地らしいので)
峠には2年前と変わらぬ石碑と倒壊した南無阿弥陀仏の石塔。
そのまま進めば,2年前のルートで設楽町長良へ下ることになります。(No6の青線)
石垣を見ながらさらに少し登って行くと,前回は気づかなかったもう一つのルート,地形図に載っている月集落へ直接向かうと思われる広い旧道が延びておりました。(No5の緑線)
東栄町側のルート上には石仏があると聞き,その確認も大きな目的でしたが,これは残念ながら不明。
花丸峠の場所はここ⇒