■ 余談11 2010年またアシナガバチの巣に対処 ■

去年の6月は,アシナガバチに刺されて蜂毒ショック(アナフィラキシー)で一晩入院という事態になってしまった(余談09)のですが,今年もまたアシナガバチの巣ができていました。

ひとつは郵便ポストの新聞受けの屋根(波板自作品)の裏側に発見。
こちらはまだ小さいうち発見,夜に殺虫剤を吹き付けました。
翌朝はよかったのですが,2日後にまた数匹が巣にいるのを見つけて,夜もういちど噴射。
これで撃退できたようです。

それから一週間ほどして,今度は物干しの屋根裏にかなりの大きさの巣を発見。
(少々高い場所だったので気づくのが遅れました)
夜まで待ってから(明るいうちは反撃されるので)殺虫剤と懐中電灯を手にして見に行くと・・・おや,巣がいやに小さくなっていて,そこには蜂がいない。
ただ1mも離れていない場所に(同じ天井)に20匹くらいの集団がかたまっていました。
ひとまずそこにアースジェットを噴射し,落ちて来る蜂を避けて避難。
すこしたってから様子を見に行くと,蜂たちは断末魔でしたが,やはり巣の大きさは朝とかなり違います。朝は少なくとも40〜50くらいあった巣穴がもはや残骸のようです。(右図)

これは,朝発見されて,そのままでは夜に退治されることを察知した群れが,集団でどこかへ移転したとしか考えられません。すごい能力です。
アシナガバチはその年の気候にあわせて巣の場所を変化させるといいますが,別の原因での群れの危険に対しても鋭く反応するということなのでしょうか。
アシナガ
こちらも好き好んで殺虫剤を吹きつけるわけではないけれど,今度刺されると本当に危険なのでこの対処は仕方ないところです。(左は落下した蜂たち)

かくしてひとまず被害なしに終わったのですが,まだこの先わかりません。
できれば今年はもう巣を見つけたくないです。
同じく,山でスズメバチに遭遇するのも避けたいところです。
(すでに六所山では身近に遭遇しましたが)
対処法:実のところ,民家に作られたスズメバチの巣は行政(市など)に任せたほうが安全だと思いますが(危険すぎる),それでもやるなら夜ですね。
アシナガバチも同じで(これは行政によっては助けてくれないので),夜になれば動きが鈍るので,遠くからジェットタイプの殺虫剤を吹き付けるのがいいです。(蜂は薬に弱いのでハエ・蚊用で充分)
しばらく待てば成虫はみな落ちるので,長い棒などで巣も落とします。(残すと危険)

2010.07.10 ■戻る■
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