里山歩きでの必需品に,デジタルカメラははずせない一品です。 かつては,どこかへ出かけた時の風景は記憶の中に残れば充分と思ってました。 けれど,そんなカッコイイことを言ってられるのは若いうちだけで,やはり画像として残さないと何もかも忘れてしまうし,ネットにUPするには画像が必須です。(もっとも普通はケータイで充分なのかも) 最初にデジカメを買ったのが2001年,それが不調になって2007年にコンパクトデジカメ購入,今回それから6年で再び買い替えです。6年というのはちょっと早いのか・・・とも思うけれど,安さに惹かれてしまいました。 前機種のオリンパスμ725SWは防水で小さくてポケットに入り,そのウリの"丈夫さ"のおかげで舗装路に落としても壊れなかった時はかなり感激しました。 ただ手ブレ軽減機能がなく,天気が悪かったり,暗い場所だとマトモな画像が撮れない(みなボケ画)というのが不満で,シャッタ開閉に少々難が出た。(右画像) 次はブレない丈夫なデジカメでと,いくつか候補を考えてつつもμ725が壊れないので使い続けてきましたが,候補のひとつオリンパスTG-620(2012.2発売の旧型)が最近になって安くなり,最安値だった大手家電webで思い切って購入しました。(¥9800:その通販はすぐに品切でTG-625/630に移行・・・さらに今ではオリンパスは安いデジカメから撤退してしまいました・・・後日追記) 画質は普段1280x960または1600x1200しか使わないので,内蔵メモリだけでも足りるでしょうが,一応8GBのSDHCカードも買い込んでセット。(これもあまりに安いのでつい,という面はある) 使ってみて思ったのは,やはり手ブレ補正の有難さ。 あたりまえですが,暗くてもあまり気にせずに撮れる。 もうひとつ感心したのは,パノラマモードのときオートにしておけば,カメラを動かすだけで勝手に3枚までシャッターを切ってくれること。 今までのパノラマモードは大体の位置で重ね合わせて撮影し,ソフトでつなぎ合わせていたのですが,これをカメラが自動で繋いでパノラマ画像にしてくれる。 6年たてば進化しているものだと感心しました。(ちょっと時間かかるのが難点ですが) もうすこし使ってみないと実感がないのですが,ズームもデジタルズームと合わせれば10倍ということで,いままでここにUPしたボケ画像も,これからは多少マシなものを撮れるのではないかと期待。 また全く気にしてなかった事ながら,フルHD動画が簡単に撮れるというのもありがたいです。 カメラにはおまけソフトが付属しますが,TG-620には"OLYMPUS Viewer 2"というのが付いてきました。 CDからインストールしてみると,以前のOLYMPUS Master 2とたいして変わらないものの,追加された画像編集ツールとして「傾きの補正」というのがあり,0.1度単位で画像を回転できるのです。 気をつけているのに知らぬ間に傾いて撮影していることが多い私には,これは有難い編集機能でした。 それまでpictbearを使って1度単位の回転補正でやっていましたが,これで微調整も可能です。 (ただ,パノラマ画像はうまく回転修正できませんが) これは便利だと"OLYMPUS Viewer 2"をwindows2000のパソコンに入れようとしたら,windowsXP以降でないとインストールできないと表示。(インストール時点でOSのバージョンチェックをするらしい) XPと2000は中身はほとんど変わらないはずなので,windows7に入れた"OLYMPUS Viewer 2"を抜き出して2000のパソコンにコピーして走らせてみると,問題なく動作しました。 (その後結局のところ,pictbearで細かい角度変更も可能とわかり,Viewer 2は使ってないんですが) なにはともあれ,これだけのデジカメが¥1万程度で買えるというのが最大のメリットかも。 カメラにこだわらない私にはこれで充分,壊れない限り10年は使うぞと懐具合を心配している現在です。 ☆このTG-620は10年使ってTG-830に替わった。→余談51 デジカメTG-830のGPSログ |