■ 余談23 山の危険な友達にまた噛まれる(ダニ) ■

去年4月,瀬戸山でダニに噛まれた話(それも3ヶ所も)は,余談No21で書きましたが,
最後まで残っていた右腕の刺跡もほぼ消えた約一年後,またもダニにやられました。

設楽町の笹頭山と天神山に行った 日,夜フロに入ると左手のヒジ内側に黒い点がくっついてます。
まだマトモに血を吸ってないので,さわるとピラピラした紙みたいな感触ですが,間違いなくダニ。
2014ダニ1 またやられてしまったのです。

このまま明日までダニくっつけた状態で皮膚科に行く,という選択もありますが,今なら噛み付いて時間も短いはずだし,感染症の危険は少ないだろうと,まず除去して様子を見ることにします。
2014ダニ2
消毒用アルコールをサインペンキャップ(透明)に垂らして,そのまま患部に押し付けます。
5分くらいそのままで待つ。
ダニ取ピンセットで引っ張ってみるが取れない。

で,もう一度アルコール入キャップを押し当ててしばらく待つ。
再度ダニ取ピンセットで,なるべくダニの根元をつかむようにして強く引っ張ると,プチッと取れました。
2014ダニ3
取ったダニを虫眼鏡で拡大したのが,右の画像です。(ボケ画で申し訳ない)
頭もくっついているらしいので,皮膚に残ってる心配はないでしょう。
それにしても一年前のヤツとそっくりです。(大きさも同じく2mmくらい)
ネットでダニの写真さがして種類を確認しようとしたものの,血を吸った大きな体の画像(これはグロテスク)はたくさんあるが,吸血前の画像は少なく,特定できません。
でも,たぶん「ヤマトダニ」かな?

去年のステロイド軟膏(マイザークリーム0.05%)を塗っておいたのですが,翌日やっぱりかゆくなってきました。
こんなに小さいのに,口から出してセメントのように傷口を固着させるという特殊な分泌液のせいか。

2014ダニ4 それから4日ほど経った傷の状態が右端の画像。
赤くなって少々腫れてますが,普段はほとんど自覚症状なし。
ただ,何かの拍子に(暑くなったときなど)突然かゆくなったりしますので,そんなときはステロイド軟膏を塗っておきます。
去年よりは早くかゆみが消えて,皮膚も元に戻るような気がしてますが・・・。
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は,まず大丈夫でしょう。

ここにかなりくわしいダニ解説⇒危険生物 MANIAX, http://madani.etc64.com/ (覚悟ある人向)
☆去年のダニの話はこちら⇒ 21 山で出会いたくない危険なお友達

2014.04.20 ■余談一覧に戻る■
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