R153から面の木経由で県道80号を津具に下り,県道427号で白鳥山へ向かいます。ふもとで分岐して白鳥神社の下にある「テホヘの館」の駐車場に着くと,きょうも花祭りの広場は無人でした。
この建物は,津具で唯一花祭りの行われる場所なのです。
天井画をじっくり見て写真を撮った後は,津具川を渡って東へ走ります。
右手には,これから登る大峠が見えていました。(右画像)
村道から林道に分岐してすぐの墓地(P)に車を止めて出発地とする。
ここからも天狗棚や井山の風車が見えます。
300mも歩くと登山口の案内があり(No1)旧街道へ・・・石がゴロゴロする枯れ沢のような道でかなり荒れています。
しかし,標高の上がるNo2付近からは,ところどころ林間から津具の町や天狗棚が見えて気分はいい。
歩く人も少ないのか,夏草を掻き分けて進む場所もありますが,ほどなく石仏の立つ真久峠(No3)の切通しに着きました。
ここで街道とも別れ,登山道らしくなります。
送電鉄塔の立つNo4地点は見晴らしがいいのですが,いたるところイノシシの堀跡だらけ。(草の根を食べるのか,虫を食べるのか?)
耕された土のおかげで一帯は背高のススキが生い茂っており,どこが道やらよくわかりません。
鉄塔の足でなんとか方向はわかるけれど,藪コギ状態でルートには注意が必要。(でも西斜面に出ればすばらしいが展望あります)
この先何度も折り返しながら登ると,あとは直進の尾根道になります。
No5付近では,駆けてゆく鹿に遭遇しました。
No6のピークには御料局三角点があるはずで,これも目的のひとつにしてきたのですが,ルートどおりに踏み跡をたどっていくと,ピークを迂回して行くではないですか。
そのままいったん下りになってしまったので,御料局三角点は帰りの楽しみに取っておきます。
最後の尾根を登ると,三等三角点「滝川」といくつかの登頂プレートが迎えてくれました。
大峠の場所はここ⇒
注:左図は国土地理院の旧地図を使って作画したので,標高は953.7になっていますが,新しい地理院地図では954.1になってます。(2014.3月に切替があった)