■ 108 段戸裏谷原生林・きららの森/設楽町 ■

しばらく里山歩きをお休みしてましたが,お盆を終えた翌日,犬を連れて久しぶりに低山逍遥に出かけました。
暑い時期なので天狗棚まで行こうかと思ったものの足助入口ですでに渋滞,R153は避け県道33で段戸裏谷原生林に向かうことにします。
標高900mの段戸湖駐車場は釣り人らしき車がいっぱいですが,周辺を散策するのが目的らしき人もちらほら。
(もう昼近かったので,東海自然歩道が目的ならとっくに出発して,今頃は寧比曾岳あたりで昼食でしょう)
今回は「きららの森」を歩くのが目的なので,東端の県道365側から入ることにします。
歩き始めると,やっぱり暑いですねえ。
尾根筋で風が通れば涼しいですが,湿地帯など森の中は蒸し暑い・・・でも,下界に較べれば贅沢というものでしょう。
久しぶり(帰って調べると5年ぶり)の裏谷原生林は,なんだか枯れ木・倒木が多いような気がしました。
でもたくさんのブナ・ツガ・モミなどの巨木を見ることが出来,短いけれどゆったりした時間を過ごして満足です。(約2時間半)
・nuvi205(緑一点鎖線)とnexus7(紫破線)のダブルでGPSログ取ってみましたが,軌跡を見る限りどっちもどっちという印象です。
 (nuvi205,nexus7については余談33:nexus7とnuvi205のログ軌跡を較べる 参照)
108kirara.gif
この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平27情復、第109号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
県道365の広くなった場所の路肩に駐車()して歩き始めました。
少し登るとまもなく木道のある湿地帯に出ますが(No2),このあたりからすでにブナが目に付くようになります。
ゆっくり進んで(暑いので)分岐を二つやり過ごし,木製ベンチを過ぎたピークの付近では,2本並んだブナの巨木がまるでゲートのよう。(No4)
No5分岐では南へ向かい,大回りしてNo6で林道に出ました。
林道出会いのすぐ先に,さらにまだ自然観察路の入口が見えているのですが,ちょっと登る元気がないので今回はパス。(次回には是非)
No7五六橋まで林道を下ったら再び観察路に入って,ここからは戻り道となります。
帰りはNo3で分岐して沢沿いの道を下り,段戸湖畔に出たところ(No8)で遅い昼食とします。
ここで,今回珍しく二組の犬を連れたグループに会いました。
あとは東海自然歩道の脇道・本道を散策しつつ車に戻り(途中のウルシに注意),弁天谷を下って帰路につきました。
段戸裏谷原生林「きららの森」の場所はこちら⇒mapion
・2018年 和犬と最後の段戸裏谷探訪→No146 段戸湖・きららの森'18
・2020年 相棒失って一人でNo6から先を歩く→No158 段戸湖・きららの森'20
kirara01.JPG No1 「きららの森」東端
県道365からの自然観察路入口。
kirara02.JPG kirara03.JPG No1から少々登ると,すぐに木道のある湿地帯になります。
 (No2)

右画:ヘビの如く強烈に締め上げている巻きついたツルを見つけました。
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ブナの幹にでかいコブが出来ている。
ネットでこれをコアラと表現したのを見たけれど,そう言われるとそうも見える。

このブナを見上げると右の画像となる。
kirara06.jpg No4付近 2本並んで,ゲートのようなブナ。
ブナを見るならこの付近がいいかも。
kirara07.JPG kirara08.JPG
最後に川を渡ると倒木地帯に出る。
この先No6で林道出会い。
(右画)
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林道を下って,No7五六橋に着いた。
(右方向が寧比曾岳)
この分岐付近から再び自然観察路に入る。
kirara10.JPG モミとツガの巨木が並んでいる場所があるのですが,この幹からは両者の判別がつかない。
kirara11.JPG No3から沢沿いの道を下り,湖畔の林道(東海自然歩道)に出た。
kirara12.JPG No8 段戸湖の休憩所。
kirara13.JPG
右画:ここからまた自然観察路経由で戻りましたが,途中にヤマウルシの木。
名札がなければ私にはわからない。

2015.8.18 UP ■二代目に戻る■
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