■ 119 五井山…長沢谷ルート/豊川市 ■

五井山はあちこちから登るルートがあるようで,「五井山 登山八ヶ口」というすばらしく充実した地元の方のホームページがあります。
01izumi.JPGその一つを登る計画は,雨模様で延期やむなしと思っていたのですが,昼頃に薄日差すような天気となりました。
これではもったいないので,とりあえず短時間で登れそうな北方からの「長沢谷ルート」に出かけることにします。
約一時間で山頂に着く短い登りですが,登り口付近にある聖徳太子ゆかりの”桝井の井戸”というのも見たかった。
そこは石碑の立つ道路脇にある泉で,木の根元にある穴から湧き出す水量はわりと豊富で,そばの不動明王には新しい花が飾られ,地元で大切にされているようでした。(右画)
行きに見た時は,大量のペットボトルに給水する人の後ろにさらに順番待ちの人もいて,なかなかの人気らしい。
帰りには誰もいなかったのでゆっくりと見学してきました。
この登山ルートはけっこうな急登のあと,短い林道歩きと少しの階段で宮路山縦走路に出るというもの。
特にわかりにくい場所もありませんが,帰路に落ち葉の多い急坂を慎重に下ったものの滑って尻を着きました。
翌週に登った明善院からの周回はこちら120 五井山…妙善院ルート
2014 清田からの西尾根ルートはこちら91清田の大楠〜五井山
・国坂峠から登る仲仙寺参道ルート(2016)は ⇒128 五井山…国坂峠ルート
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平27情復、第109号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 
01izumi2.JPG 国道1号線関屋の信号から旧道に入り,500mほどの三叉路から南へ山に向かいます。分岐から1km,右手に山が迫ってきた付近に桝井の井戸があります。(右画:解説板⇒拡大可)

その先No1で三河湾オレンジロードをくぐり(右下画),山林に分け入ったところが駐車地点()となります。02orangeroad.jpg
ここから出発し,沢を渡って廃道を進むと,No2からさらに左へ分岐して急な山道になります。ここからNo3までの急登が,このコースの唯一の特徴と言えるかも。

No3から林道を歩き,No4にある五井山への案内板から立派な丸太留め階段を登っていきます。
尾根に出たところ(No5)が五井山〜宮路山の縦走路。
ここまで来たら,あとは道なりに歩けばすんなり山頂へ着きます。
縦走路では単独行の男性と4人組山ガールに会いました。

山頂は変わらぬ絶景なのですが,曇ってあまり見通しはよくない。
No7のパラグライダー/ハンググライダーの飛出スロープへ行ってみます。
ここも絶景ですが,私には恐怖感のほうが先にたつ。
帰りは林道経由で戻ります。

その林道途中,コンクリートの左斜面に階段がありました。
14kaidan.jpgこれは何か?と登ってみると,そこにはもとは石仏と思われる2つの石が石組みの上に立っていました。(右画)
風化してもうすっかり自然石に戻ったといえそう。

No8からは短縮コースを下り,落ち葉に足を滑らせながら駐車地に戻ると2時間弱の行程でした。

・五井山の場所はここ⇒MAPION
03parking.jpg 03parking2.jpg
駐車地点(
ここから左へ分岐して廃道を登っていきます。

右の看板では8400坪で4500万という売り地・・・まあ売れないと思うが,広い。
04bunki.jpg No2で渓流の道からも離れ,急登が始まる。
でも道は明瞭。
かつては長沢から蒲郡への街道だったのかもしれない。
06peak.JPG 07tutuji.JPG No3 林道出会い直前の小ピークで一息つく。
平成24年の森林事業の記念柱が立っています。


右:ここらはヤマツツジが咲いて,どこからか桜の花びらが舞ってきました。
08rindo.JPG No3で林道に出た。09kaidan.JPG
ここから左へ林道を歩く。

やがて立派な案内板の立つ階段がある。(No4)
これを登れば宮路山からの縦走路(No5)に出ます。
11top.JPG 五井山山頂広場に到着。
天気もよくないし,すでに誰もいない。
11top2.JPG
右画:三等三角点,五井村454.37m。
いいかげんに電波塔跡を開放してくれないかな。
13slope.JPG 帰りはNo7のパラグライダー(?)の飛翔地まで行き,林道経由でNo6まで戻りました。

それにしても,ここから見るだけでも充分怖い。
(スロープの先が見えないので恐怖感がUP)
どうしてこんな場所から飛び出す気になれるのか信じられない。
もっとも,ここから飛ぶところに遭遇したことはない。
15return.JPG 無事駐車地()に戻ってきました。

No4の階段をパスしてNo8から短縮ルートで林道に下り,No3からの急傾斜の下りでは落ち葉ですべって尻餅ついたが,いちおう無事に戻ってきた。


2016.04.20 UP ■二代目に戻る■
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