■ 137 長者峰山頂は霧と小雨/南信州・平谷村 ■

暑い時期なのでやはり涼しいところに行きたい、ということで南信州平谷村の長者峰・高嶺山へ出かけました。
気温が高ければ長者峰まで車で登って高嶺山〜来見山の縦走を、低めなら道の駅"信州平谷"から高嶺山へ直登、という2つのコースを考えていましたが、当日はどんより曇っていつ雨が降ってくるか?という天候で、道の駅から出発。
道の駅平谷(標高920m)で気温22度というのはよかったけれど、長者峰山頂は霧の中、雨も降ってきたので山頂で引き返しました。
気温低めとはいえ、約2時間延々と続く登りはなかなかつらいものがあります。(当然,老犬は留守番です)
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情復、第241号)
この地図を第三者が複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
道の駅平谷()は10時オープンで,着いたときはまだ車もまばらで空いてました。

駐車場南西端に車を置き,とりあえず長者峰を目指しての歩き始めは10:00。

橋を渡ってNo1諏訪神社前(左画像)から右へ川沿いを進むと、やがてNo2で平谷大滝への道と分岐して登山道に入ります。


No4で渓流を丸太橋(右)で渡る。
ここからは、真北に向け標高差550mをひたすら登り続けるルートです。

左地図の等高線を見るとわかるように,No4〜No5までは緩みなしの急登。
始めはスギの植林帯ですが、次第に天然木が多くなります。
04benten.JPG
登山道はよく整備され,クマザサも広く刈られて,迷うような場所は全くない。
(左画像・・・直線路では特に広い)
ただ小休止しても霧で展望はないし,尾根を登り続けるうちに汗びっしょりになりました。

No5最初の林道出会まで約1時間。
ここには登山用の杖がたくさんぶら下がってます。(右画像)
「一本借りてくればよかった」と思ったのは,再び登山道に入って大ブナ(ブーナス)を過ぎ、足がヨレヨレになってからでした。

四回目の林道出会いで長者峰直下に到着。
展望台が見えてきましたが、下画像のように霧の中でまったく視界が効かない状態。
山頂一帯には駐車場やバイオトイレ、星空観察(?)の小屋もあって、充実してますが、この天気では・・・。





展望台で昼食するうちに、雨も降ってきました。
高嶺山まで20分とあるものの、霧と小雨の中を行くのもねえ・・・と引き返すことに決定。
次回は車でここまで来て、続きを歩くことにしましょう。(いつのことか)
☆道の駅平谷の場所はこちら⇒mapion_s

01ePort.JPG 諏訪神社とは別に稲荷社がありました。(No3)

下がっている提灯はみな”豊川稲荷”の名前が入っています。
熱心な信者がいたのかもしれない。
04benten.JPG No5から再び登山道に入ってすぐ、右手に立っていた牛馬供養塔。

昔は塩の道のサブルートだった?
それにしては、わりと新しそうな石碑です。

05benten.JPG 上記の供養塔から5分ほど登った場所で登山道左下に大きなブナが見えます。
なかなか素敵な株立ちの巨樹。

案内板もあります。
05benten.JPG
出会いNo6長者峰の山頂展望台はきれいで広い。ここで昼食。

案内板(右画)には1573.6mとあるけれど、三等三角点「長者峰」は1574.18mで微妙に違う。

最近標高が書き換わってる三角点多いです。
切通し 長者峰〜高嶺山への縦走路は左画像の有様。
そういえば2年前の蛇峠山頂も霧だったことを思い出す。

右:下りはじめてすぐ、夫婦モミ(たぶん)の巨木に出会う。
登りでは疲れて足元しか見えてなかった。 (No7)
左画像・・・本日唯一の展望。
平谷の町(?)とその奥に平谷高原スキー場。


アチコチで夏の花が咲いてました。
右画像はオカトラノオ。
道の駅に戻ると、駐車場は車でいっぱい。
ポニーの乗馬体験なんぞもやってる夏休み最初の日曜日。

右はトイレ前のインフォメーションにあった記念スタンプ。
帰りには、平谷大滝に寄ってきました。
案内板には落差41mとありますが、主滝だけなら19mだそうです。

大きくはないけれど、いい感じです。
駐車場から小滝のたくさんある渓流に沿って林間を歩いて、やがて主滝が見えて来るというアプローチもいい。
MP4動画もUP(480x320)⇒

2017.07.27 UP ■二代目に戻る■
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