■この地図は,国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製・追記したものである。 |
三ヶ根山へはガイド本「新・こんなに楽しい愛知の130山」
の市境尾根ルートを代表に,大沢観音道,旧ロープウェイ道,鹿川道,小野ヶ谷からなどの各ルートがあり,それらのバリエーションを入れると大変な数になります。 山自体が高原状で,古くからの信仰の山なので登るための起点もあちこち広い範囲ということでしょう。 今回は,初めて鹿川から登り,周回してくるルートをたどってみました。 三ヶ根スカイライン以外はおもに林道歩きで,二輪や四輪の走った跡が残るダートです。 砂利道部分も多く,けして歩き易くはないけれど展望の良さは抜群,幸い二輪車には会わずに済みました。 神明宮を回り込んだ所に駐車しましたが(ここらが広い),心配なら貯水池(No1)まで登って停めることもできそう。 P付近には参道を示す石仏(馬頭観音か)もあります。北に登って行くと採石場を過ぎた所の左側貯水池付近にも石仏がありますが,残念ながら旧参道の趣はなく,ここから先は単なる未舗装林道。(参道はもう草木に埋もれたのでしょう) No2付近まで来ると山の間から三河湾の展望が見られるようになります。 やがて鹿川登山道の案内標識のたつ三ヶ根観音に出ると,観光客がバスで到着したところでした。 無数ともいえる戦争慰霊碑や観音像の中で唯一,三ヶ根開山の行基菩薩の修行岩(No3)は見る価値がありそうです。 旧展望台跡の丘(No4)からはお約束の三河湾展望,振り返れば西尾茶臼山。(右画) ここから三ヶ根スカイラインに沿って歩きます。 No5 最高点の電波塔(左画)を過ぎると西浦半島が見えるようになり,なにかと噂のかんぽの宿を過ぎ,グリーンホテル三ヶ根の下(No6)からは林道に入ります。(やはり二輪の轍が多い) 林道が舗装になるとまもなく,須田の信号への道と逆行して鹿川へ下る道との分岐(No7)ですが,少しでも短い鹿川への直通道を選択しました。あとはこの道沿いに下っていけば登りの起点とした神明宮に戻れます。 No8付近で振り返れば,紅梅ごしにグリーンホテルが見えていました。 基点とした鹿川集落の神明宮の場所はこちら⇒ ・No1三ヶ根山:市境尾根〜ロープウェイコース(2007)はこちら ・2024年に市境尾根コース再訪→ No196 三ヶ根山/蒲郡市 |