このホームページ「和犬を相棒に里山を歩く」の最初の山は三ヶ根山を選びました。(市境尾根で登り形原温泉に下山したのが2007年) それから17年,再び同じルートで周回を目指します。 しかし,市境尾根はUP・DOWNが激しく年寄りにはしんどい登りですので,前回と逆に形原温泉から登って市境尾根で下山する逆回り,さらに車2台にして市境尾根下山→形原温泉は車で移動するという手抜きコースとします。 6月の「あじさい祭り」の時期を除くと観光客も少ない早春の三ヶ根山,木々の成長以外には時が止まったような風景を眺めてきました。 |
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■この地図は,国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製・追記したものである。 |
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道沿いNo1に帰り用の車を置き(右上P),No2補陀寺の広い駐車場(中央下P)からスタートです。 まずは補陀寺に参拝して安全祈願,補陀ヶ池(右画)の西端からNo3アンティークカフェ「昔ばなし」で左折して山に入ります。 No4に砂防ダム,埋まったダム上流を抜けて昔の参道に戻ると本格登り(急登)になりますが,疲労困憊する前になんとかNo5山頂駅跡に着くことが出来ました。(その直下に謎の石垣や役行者像があります) ここから前回不明だった三角点を捜して寄り道します。 三ヶ根山スカイライン道路沿いに下り,「ここだ」というポイント(No6)で尾根に登ると,見事に当り! 尾根を歩いて戻り,三ヶ根観音の展望地へ。(No7:ここも17年前と変わってないように見えます) No8見晴らし台では春を前に,植木職人たちがこの一帯の植え込みの剪定・整備の真っ最中でした。 もう少し先へ進んで,No9の回転展望台跡地で昼にするつもりでしたが,素晴らしい景観とはいえ風があってちと寒い。 結局No8へ戻って藤棚下で昼食大休止としました。 帰路はNo5の山頂駅跡まで戻って市境尾根をひたすら下っていきます。 途中4度の上り下りはなかなか体力を消耗し,県道322号のNo1に下山するとホッとしました。 ☆過去の三ヶ根山 001 2009.04 三ヶ根山/市境尾根ルート 043 2011.02 三ヶ根山/鹿川ルート 他に大沢観音ルートでも登っていますが,ここにはUPしなかったようです。 (まだガーミンnuvi205がなかった) |
左:補陀寺全景。 行基巡礼を機に726年開山,天台宗の古刹として興隆するも応仁の乱の混乱で多くを焼失。 中興の祖,暉堂宗慧禅師により曹洞宗寺院として再建,今に至る。 行基作と伝わる馬頭観音像(県文化財:秘仏?)があるようです。 右下:三十三観音堂。何故か中央には役行者石像がある。 |
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左:喫茶「昔ばなし」の前で左折,林道を進む。 下:行き止まりの砂防ダムにある道案内。 右下:上流から見た砂防ダム。(土砂で埋まり木が成長し,もはや砂防ダムには見えない) |
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左:山頂駅直下の謎の石垣(何らかの建物跡?)と水盤(右端)。 右下:上画左端の崩れた石積みにある役行者石像。 |
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左:No5三ヶ根山ロープウェイ山頂駅跡。 右:三ヶ根山スカイラインに出た。 |
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左:No6三等三角点金平村305.75m。 右下:三角点の前には,かつてなにか動物が飼われていたと思われる檻が放置されている。(謎です) |
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左:No7三ヶ根観音入口に着いた。 下:数々の碑の先へ進むと眼下に三河湾の絶景が広がる。 17年前とまったく同じ風景(←カーペンターズの碑も含めて) |
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左:No8見晴らし台。 下:No9回転展望台跡地から見る三ヶ根山最高点の電波塔。 |
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左:No5ロープウェイ山頂駅跡に戻ってきた。 樹木が成長し,かつてのような大展望が見られないのが残念。 (もう少し先,青葉の季節には全く展望がないと思われる) 下:No1地点,県道322号に無事下山しました。 |