R153からゴルフ場を通り過ぎて峰山集落への道へ左折,すぐにまた林道大野平線に分岐(No1)して広いところに駐車(P)して出発します。
最初は新しい作業路を歩いてみましたが,×地点で道は途切れ,旧道も見当たりません。
もう一度No2まで戻って,旧道を確認し,南へと荒れた道を歩きます。(踏み跡はしっかりしていますが倒木多し)
祠なども残っており,順調に進んだつもりでしたが,No3付近で道を間違えたようで,No4で舗装路に出てしまいました。
そのまま舗装路を歩いて大野集落に到着。(No5)
わずかな人家は衛星放送のアンテナがついているものの,人の気配はありません。(5年前はまだ住人が居たと聞きましたが)
ここから,入口の石碑を目印に峰山への山腹の道へ進みました。
No6で見覚えのある馬頭観音を見つけ,ここから斜面を直登して巨石を目指します。
50mも登るといくつかの巨石が見えてきますが,ひときわ大きな岩上にあるはずの役行者石像がありません。
近づいてみると,台座ごと落下したようで,巨石の根元に安置されておりました。
もしかすると,この冬の大雪のせいかもしれません。
長年見晴らしよい場所に座っていた役行者像にはちょっと不満な場所かもしれませんが,担ぎ上げる元気はない。
さてこれできょうの目的は半ば以上達成し,南斜面を引き返して峰山集落を目指します。
No7で舗装路に出ると,あとは押山山頂を目指すのみ。
集落最奥の民家(No8:城主の家系と思われます)の前には,車で走れる作業道が出来ていました。
炭焼小屋を過ぎたところに,登り口の案内標識が立っているので,ここから登山道に入って尾根まではほんの1分,そこにはあと96mの案内がありました。(No9:ここからすでに山頂は見えている)
もともと短いルートがますます短縮され,もはや登山とも呼べませんが,山頂一帯は植林がほとんど伐採され,天空に突き出る大展望地になっていました。
武田城址にも匹敵するすごい雲海が見られるそうなので,ぜひとも雨上がりに訪れてみたい山(城址)です。
麓に摩利支天堂があるとのホームページを見たのですが,民家は留守で不明のまま下りて来ました。
押山の場所はこちら⇒