■ 105 王滝渓谷・城山城址/豊田市 ■

先週は奥三河に行こうとして積雪で挫折したので 今回は気楽に行ける近場に出かけました。(余談29 雪で山は中止)
王滝渓谷の王滝湖から天ヶ峯一帯は 80 王滝渓谷〜天下峯 にUPしましたが,今回はその下流部分です。

梟ヶ城址や歌石・城山城址は10年位前に歩いてますが,歌石一帯の巨石と城址をもう一度見たいというのが目的。
歌石集落から城山城址に向かう途中のピークにある巨石は,風が吹くと歌が聞こえるとの伝承があり,それがこの地の歌石の名前の由来だと言います。(出典は忘れてしまったので調べてください)
最近は岩登りのメッカとなった王滝一帯ですので,どの駐車場もその人たち(?)の車でけっこう埋まってます。
入口部メインの王滝渓谷駐車場()から"梟ヶ城址"へ登り,南の歌石駐車場に下り,城山城址までは松平自然歩道"卯の径"です。
城山城址(No6)付近は,標識も朽ちて脇道もあり,ちょっとわかりにくいかもしれません。
巨石を巡り城址を見て回ったあと,歌石集落から王滝渓谷歌石園地(No9)へ抜けて,下流の妙昌寺に寄り道してから駐車場に戻りました。
このくらい(約2時間半)なら犬も人も軽い散歩気分で廻れるし,それなりに歩いて気も晴れるし,またいずれ来るかも。 (近いし)
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、第48号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
足助街道(県道39号)沿いの王滝渓谷駐車場()から南方向に階段を登る・・・ひたすら登ると(約800段とどこかで読んだ)No2梟ヶ城址に着きます。晴れていれば展望は文句なし。
今回は伊吹山,能郷白山までは見えました。

城址から南に下ってNo3の分岐は直進すると集落に出ます。
そのまま歌石駐車場(No4)へ歩き,登りの舗装路途中から左へ山道を登っていけば歌石の超巨石たちに出会う事ができます。(No5)
多分岩登りの連中がいるでしょうね・・・今回も10人近くいた。

さらに進んで,一旦下って登り返すと城山城址(No6)。
気をつけて見ると堀切や石積み,土橋(No7)がわかります。
中心部に巨石が転がってるのが,この一帯に共通の特徴か。
土橋(No7)を通って北へ下ると林道に出るので,これを歩いて歌石集落に戻ります。

歌石駐車場から教恩寺脇を登って戻り,今度はNo3で右折して仁王川(王滝渓谷)に向かいます。
この部分のGPS軌跡が,何故か飛んでしまいましたのでNo3〜No9は手書きで書いてあります。(そんなに違ってないはず)
そして,急坂を下るとNo9歌石園地に到着。
ちょっと寒いけど明るいし,トイレもあるし,ここで昼にしました。

不動山へ行こうか迷いましたが,パスして王滝渓谷を下ります。
(あとで考えれば中之瀬大橋まで行けばよかったか)
渓流途中の岩壁にあるという「八大龍王宮」の刻みを見逃してしまったので残念。(次の機会に忘れぬようここへ書いておく)
No10で龍門橋を渡って妙昌寺(No11)を拝観しました。
入口部にある岩上ケヤキは一見の価値有。
りっぱな鐘楼のある妙昌寺は松平氏に縁のある古刹で,建物はまだ新しいようですが人気がない。(無住だろうか?)
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ここから王滝集落まですぐですが,集落入口に霊験あらたかという伊保神様の堂が立っていました。(No12右画)
あとは素直に下って駐車場()に戻ります。

城山城址の場所はここ⇒MAPION


01R39_P.JPG 県道39号沿いの王滝渓谷入口駐車場。()

けっこう車が停まってます。
岩登りと思われるグループもいましたが,山と関係なさそうな服装のグループもいた。
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上記駐車場東側にある階段を登って梟ヶ城址へ。

次々と現れる階段を登ると,また次の階段。(No1)
04hukurou.JPG No2 梟ヶ城址(252.7m)に着いた。
下は西方向の展望。(正面は伊吹山らしい)04view.jpg

06utaisi_P.JPG 10busstop.jpg 左:No4 歌石集落に出る。
正面に見えるのが歌石駐車場。

集落にはバス停もある。(右)
といっても,よく見ると定時は火曜日の2本だけで,他は予約が必要。
06utaisi_stone1.JPG No5 歌石の名の由来である巨石。 06utaisi_stone2.JPG


右画像(岩の南面)の左下には,小さく人が見えてます。
(拡大するとわかる)
07siroyamajosi.JPG 左:No6 城山城址の中心地,その案内札。
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この巨石が城址とどう関係するのか疑問ですが。

右:No7にある土橋。
08rindo.JPG 左:No8 林道出会い。
ここで「卯の径」と分かれて林道に下り,歌石集落に戻りました。
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右:林道脇に民家が見えてきた。
11utaisi.JPG 歌石からひと山越えて,急坂を下ると王滝渓谷。

No9 歌石園地。
仁王川沿いの休憩地。
橋を渡った向う岸にはトイレもある。
12keikoku.JPG 左:歌石園地から王滝渓谷を下って行く。

右下:やがてNo10龍門橋に到着。
(進入禁止の標識がジャマですが)13ryumonhasi.JPG
左奥が妙昌寺。
14kane.JPG 左:No11 妙昌寺の鐘楼。
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右:寺の登り口にある岩上のケヤキ。
根っこの載る岩には「禁葷酒」と彫ってあった。
 
17shuraku.jpg 龍門橋から下は,あっけなく王滝集落(No12)に着いてしまいます。
あとは県道に出て駐車場に戻るだけ。
 


2015.01.20 UP ■二代目に戻る■
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