■ 134 茶臼山高原,アテビ平のザゼンソウ/豊根村・売木村 ■

奥三河豊根村〜南信州売木村一帯の茶臼山高原でミズバショウを見てきました。
前回行ったのが2013年ですから,あっというまに4年たってしまったという印象。
今年は当初の雪不足から一転して何度か大雪となり,あちこちで樹木・野草の開花が遅くなっているようです。
はたしてミズバショウは?と思ってアテビ平を歩くと,やはり早かった。
でも,そのかわりにミズバショウより開花の早いザゼンソウが見られたので,これはこれでお得な気分。
もう一ヶ所,茶臼山湖のカエル館付近の湿地帯ではかろうじて芽が出たところで,開花はもう少し先になりそう。
それならばと帰路,旧作手村の鬼久保ふれあい広場の水芭蕉園にいってみると,こちらはちょうど開花にぴったり。
2010年⇒No31 茶臼山・萩太郎山
2011年⇒No49 茶臼山〜アテビ平・小鳥の森原生林
2013年⇒No78 茶臼山,アテビ平の水芭蕉
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
まだ冬休み中で開いてない小鳥茶屋前()に駐車して,反時計回りで歩き始めます。
No1アテビ島付近のミズバショウはまだ小さいけれど,替わりにザゼンソウが咲いていた。
No2付近のミズバショウは,かろうじて仏炎苞が開いている程度でまだ数も少ないです。
ひとまず外周を一周することにして,No3分岐を通過,No4のつぶれた東屋を過ぎ。尾根道(馬の背)を下ります。
このあたりの木の幹には,熊の爪跡があちこちたくさん残っていることに今回気づきました。
No6から「せせらぎの径」を戻りますが,前回たくさん見られたバイケイソウも,今回はやっと芽が出たところでした。
車に戻ってカエル館前の茶臼山湖畔(No7)に移動してみましたが,こちらもとうぜんまだ早かった。

アテビ平小鳥の森(小鳥茶屋)の場所はこちら⇒MAPION

01ePort.JPG R153で稲武の街へ入る直前の関谷醸造「ほうらいせん吟醸工房」にスイセンとミズバショウが咲いていた。 01ePort.JPG


斜面に咲くミズバショウというのはちょっと違和感。
04benten.JPG アテビ平「小鳥茶屋」(
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小鳥の森入口にあるアテビ平の石碑には,なぜかシカ(たぶん)のツノ付頭骨が置かれていた。
05benten.JPG  No1 アテビ島付近のザゼンソウ。

ザゼンソウは今回はじめて見ることが出来た。
05benten.JPG No2付近のミズバショウ。
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数が少なく,まだ仏炎苞も小さい。
出会い No5付近の熊の爪跡。

この尾根道の立ち木にやたらと目立つ。
切通し No7 茶臼山湖のミズバショウはやっと芽吹いたところ。

案内右画:これではまだなんだかわからない。
左:萩太郎山へ向かうと,ゲレンデには残雪が光っていた。

右:レストハウス「やはず」は連休前にしては盛況。(拡大可)
でも観光リフトはまだ動いてない。
旧作手村,鬼久保ふれあい広場の水芭蕉園。
(2016.3開園)
展望
ミズバショウを見るだけならここがベストだった。

2017.04.17 UP ■二代目に戻る■
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