■この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情復、第48号) ■この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。 |
今は岡崎市に合併されてしまった旧額田町は,町内あちこちに「地域再生」というような活動がありました。 南部の鳥川は,”ホタル”と”湧水群(名泉百選)”と外周を巡る”里山歩き”と”石仏等文化遺産”の4つが柱です。 今まで数回来ていますが,毎回少しずつ違う姿を見せてくれます。 ゲンジボタルの出る6月はもうすぐ,近場で気軽に行ける鳥川町を歩いてみました。(2年ぶり)。 今回は集落の東側尾根,音羽富士から丸山をたどり,七曲古道で下りてくるルートです。 車は白髭八柱神社に駐車(P),No1庚申の水を飲んで出発,田の中の道を抜けて古坂登山口へ。 小川を渡り,炭焼窯跡の脇を通り,いまだに台風の被害目立つ植林の中を登って行くと,古坂峠(No2)に着きます。 額田町と音羽町の町境であったこの峠が,ついに岡崎・豊川の市境になってしまったのですね。 ここから音羽富士へ向かう途中,No3付近で犬がマムシを発見。 すでに2回も噛まれているのに懲りずに向かっていくのを引っ張って止め,例によってトグロを巻いて威嚇してくるマムシに石をぶつけると,やっと去っていきました。 あぶないあぶない,こんな所で噛まれたら大変です。 (マムシについては余談その5,おともだちではないけれどマムシと接触をどうぞ) たどり着いた音羽富士山頂(381m)は新規の植林との境で,頂上は林の中ですが,10m先で結構な風景が味わえます。 今回はここで4人グループの登山者と遭遇。(めずらしい・・・5月連休の最終日でした) 音羽富士〜丸山(No4)〜沢山までの植林は若木なので,まだしばらく(数年)は三河湾の見事な展望が見えるでしょう。 でもたぶん,5年くらいすると見通しがきかなくなりそうで,それまでが勝負(?)か。 急坂をいったん下って,ホド田山(No5)への登り返しはかなりきつかった。(犬にも) でも標高390mの五月の風はまだ涼しい。 ここから多少の上下はあるものの快適な尾根歩きで,鳥川山(No6)まで行くとあとは下りで七曲峠(No7)へ。 今回はこの峠から七曲古道を通って集落に下りました。 最後に民家のまん前に出て(No8)ちょっと戸惑いましたが,そのまま道祖神の前を抜け舗装路へ出られます。 なんと今度はここでヤマカガシに遭遇。(No9付近) まだ子ヘビでしたが,すでにそれらしい模様はくっきり出ています。 またもちょっかい出そうとする犬を引っ張って通過,なんとか無事白髭八柱神社(P)に戻りました。 やはりこの時期はヘビが出始めで要注意です。(最初にマムシに噛まれたのも5月でした) 午後から出かけたので,歩き始めがすでに1時過ぎ,それから約二時間半ほどの里山歩きです。 ・2009.6月 05 旧額田・愛宕山から京ヶ峰 UP ・2012.5月 61 水晶山から額堂山周回 UP ・2016.5月 121 愛宕山・京ヶ峯メインルート UP 「ホタルの里とっかわ」のホ−ムページに詳細地図・地域の案内があります。 去年出た 愛知県の山 (新・分県登山ガイド 改訂版)に周回コースが載っているらしい。 (それで人が増えたのか) ・音羽富士(旧額田町鳥川)の場所はこちら⇒ |
駐車場所(P)とした白髭八柱神社社殿。 なかなかの趣きある神社です。 巨樹もあります。 |
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No1 鳥川(とっかわ)ホタルの里湧水群のうち, 庚申の水。 |
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古坂古道にはいってすぐ, 登山道左側に炭焼窯のあとが残っていました。 |
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No2 古坂峠 手前側は岡崎市,向う側は豊川市。 (かつての額田町・音羽町の町境) |
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音羽富士山頂(標高381m)。 立派な石碑が建てられています。 右に見えるのはホタルの鐘。 どっちも担ぎ上げるのはたいへんそう。 |
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音羽富士から沢山まで好展望の登山道を下ります。 若木越しに三河湾が望めます。 |
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No5 ホド田山から京ヶ峰(北方向)を望む。 5年前(右画)は縦走尾根がよく見えました。 |
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No7 七曲峠。(トンネルの真上) 登山道が十字路に交差します。 左に下れば七曲トンネルの北口へ,右に下れば七曲古道(沢に沿った趣ある道)を通って集落に。 |
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No8 七曲古道を下ってくると,左画像の民家の庭先に出て戸惑います。 民家といっても「長学庵」とあるので住民がいるわけではなさそうです。 このまま進んで正面の坂を下ります。 |
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上記の坂を下ったところの祠には道祖神が祭られています。 |